真剣に、不良に着よう Vol.1 ルノンキュル木村牧子さん

パーソナルスタイリスト木村牧子の美人塾
2019.04.17

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私の仕事の内容とは反するかもしれないけど、ホンネをお話します。

 

年を取ると、それなりに自分との付き合いも長くなってきて、自分のことは十分知っているつもり。でもある時ハタとわからなくなってしまったりもします。私のところに相談に来られるお客様も、そういう自分迷子の方が多いです。

 皆さんとても真面目で熱心。私のブログや他のスタイリストさんのブログなどでお勉強してお越しになります。スタイリング中はメモを取ったり、後日メールで質問されたり。ですから私もいろんな言葉を駆使し、わかりやすい事例を挙げ、そりゃもう必死にお応えします。せっかくお越しいただいたのですから、ちゃんと腑に落ちてお帰りいただきたいですもの。

 でも、私がスタイリングやメールでのアフターフォローの最後にお伝えすることは、診断やアドバイスの内容が一旦腑に落ちたら、あとはそれに囚われすぎず、自分の好きなもの、着たいと思うものを自信を持って着てください、ということ。

 

 おしゃれに限らず、年を取るに従って「自分流」ができてこないといけません。世の中のルールや自分の個性を知った上で、自分の癖や好みを活かしたやり方ができる。「自分流」とは柔軟な「自己中」です。いつまでも教科書通りや他人の基準では、おしゃれは安全なだけで楽しいものにはならないからです。

 

 なのに、年が行くほど周りのルールが気になってきて楽しめない人のほうが多い気がします。真面目な人ならなおさらです。 悩めるオトナはいっそ正解を求めることをやめて、自分が着ていて楽しいかどうかに特化してみるのはいかがでしょうか。

 

 着ることを楽しめないなんて、人生の楽しみを半分にしちゃってます。

 

Vol.2に続く

 

 

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