あっという間に来週から６月！　みなさんは初夏のおしゃれを満喫してますか？　好評発売中の『大人のおしゃれに、ほしいもの　2019春夏』から、　ヒールを履かなくてもきれいに見える、おすすめアイテムをピックアップしてご紹介します。

薄着の時期のカジュアルは、油断するとラフになりすぎて締まりがなく見えることがあります。そんなときは、ボトムをセンタープレスパンツにしてみてはいかがでしょうか。

はずした着こなしも
どこか知的な
イメージに

マニッシュなグレンチェックのパンツ。ツータックでお腹まわりに余裕があるから、トップスをインする着こなしにも最適。生真面目にならないよう構築的な切り替えのブラウスを選んだり、足元にスニーカーを合わせたり、はずして着ると、ちょうどいいバランスに。「ピーティーゼロウーノ」パンツ\39,000／ピーティージャパン　シャツ\33,000／アスペジ 六本木店　「キャロルジェイ」バッグ\17,500／シップス 有楽町店　スニーカー\24,000／ニューバランス ジャパンお客様相談室

「折り目正しい」なんて言葉もあるように、中央に折り目が一本あるだけで、パーカやスニーカーを合わせても、きちんとして見えるから不思議です。もともとはスーツなどのドレスパンツに施されていた加工ですが、ワイドやチノなどカジュアルなパンツにも増えています。裾まで伸びる折り目が縦のラインを強調するから、脚がすっきり。折り山のおかげで立体的に見えるのも嬉しいところです。

あえて抜け感をプラス。
センタープレスパンツのはきこなし

シャツはもちろん、Ｔシャツやポロシャツとも相性抜群。
春夏は、こんな軽やかな着こなしで、どうぞ。

STYLE 1

カタくなりすぎない
肩の力の抜けたトラッドコーデ

ちょっと懐かしいブラウン系チェックのパンツに、リネンブラウスとブルーの丸首カーディガンを合わせて、やさしい雰囲気に。足元はウィングチップのワンストラップシューズで、足首と甲を少し見せ、軽やかさをプラス。パンツの前側は、お腹を引き締めて見せるインタック。またウエストの後ろ側がゴムになっていて、ラクに脱ぎ着できる。「セラー ドアー」パンツ\40,000／アントリム　「ボールジィ」カーディガン\15,000／トゥモローランド　「マノン」シャツ\14,000／エムケースクエア　シューズ\36,000／リーガルコーポレーション

STYLE 2

ワーク風のデニムジャケットを
キリリとさわやかに着こなして

春夏らしいサッカー素材のヒッコリーストライプパンツと、ボリュームのあるデニムジャケットを合わせてメンズライクに。どちらも、元はワークウェアながら、ジャケットは濃色でカッチリとした仕立て、パンツはセンタープレスが効いているので、キリッと見える。ネックが詰まったT シャツとスエードのローファーで、明るいムードもプラス。「ユニオンランチ」パンツ\33,000／サザビーリーグ　ジャケット\37,000／アナトミカ 東京　「ナイジェル・ケーボン」Tシャツ\4,500／アウターリミッツ　ローファー\26,000／ファビオ ルスコーニ 有楽町店

STYLE 3

ロゴTスタイルも
くだけすぎない

上品な光沢のあるチャコールグレーのストレートパンツは、どんなトップスを合わせても、きれいめに仕上がる万能なアイテム。こんなふうに、シンプルな黒のロゴTシャツを合わせるだけでも、シックにまとまる。上下がモノトーンなので、足元にはきれい色を。ブルーやオレンジなど、少し色が入るだけで、地味に見えず、しゃれた印象に。裾がダブルのデザインに、スニーカーのボリュームもバランスがよい。パンツ\34,000／アスペジ 六本木店　T シャツ\7,000／ハリス代官山店　「ゼットディーエ」スニーカー\23,800／アイ ファウンド

STYLE 4

ポロシャツとのコーデは
明るくアクティブなムードで

清潔感のあるポロシャツと、きちんと見えるセンタープレスのパンツは、特に好相性。上品なクリーム色のポロシャツと、イエローのパンツの組み合わせなら、まわりまでパッと明るい気分にしてくれそう。すっきり見えるテーパードタイプのパンツと短めの丈のポロシャツは、脚長効果も絶大。足元は、カジュアルすぎず堅苦しく見えない布スリッポンを合わせて。「トゥモローランド コレクション」パンツ\21,000／トゥモローランド　「ジムフレックス」ポロシャツ\7,800／ビショップ　ネックレス\19,000／マユ アトリエ　シューズ\21,000／スペースクラフト

『大人のおしゃれに、ほしいもの　2019春夏』より抜粋

photo：回里純子（人物）、花田梢（静物）　styling：矢島千夏子　hair&make-up：渡辺みゆき　model：水越日麻［IPSILON］　text：秋山圭子