“暑い・寒いで” 失敗しない ―女優・モデル 山 葉子さん
シトシト雨にうっかり体を冷やしてしまいがちな梅雨どきから、じっとしていても汗ばむ真夏の暑さまで。気温や湿度の振り幅が大きい6月から8月の間は、意外と着るものでの温度調節が難しい時季でもあります。
「軸になるアイテムを決めて、肌寒いときははおりもので調整。さらに、合わせる小物でテイストを変えるなど、組み合わせにも変化をつけておしゃれを楽しみます」と山さん。
何をするにも心地よい初夏の一日は、イージーパンツにリネンのノースリーブをインして、かごバッグで軽快にお出かけ。
シンプルなワンツーコーデが多くなる夏だからこそ、カジュアルになりすぎない素材選びも心がけているのだとか。
「トップスは少しとろみのある素材でしっとり大人の印象に、ボトムは落ち感があって一枚で決まるアイテムを選ぶ。これが、軽やかだけれどラフすぎない、夏の着こなしの秘訣です」
強い日差しが差し込んで空調が効きにくい室内では、サラッと心地いいシルクブラウスに柄スカートを合わせて。夏は涼しく、冬は暖かい万能素材のシルクに包まれれば、ゆったりくつろぎの読書時間が過ごせる。
「ナチュリラvol.46」より
photo:大森忠明 text:坂本祥子
Profile
山 葉子
10代に雑誌『Mc sister』でモデルデビュー。現在は女優としても表現の幅を広げ、「溶解マールイ」名義での演劇活動も精力的に行っている。プライベートでは一児の母。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。