真っ直ぐで正直な服「RINEN」

～ Plain Table（プレーンテーブル）より vol.17 ～

大阪は江坂に本社を構えるTRIPが手掛けるブランド「RINEN（リネン）」。シンプルで気取らず、洗いざらしでデイリーユースできる服は、長く着られるものばかり。

「シンプルでなつかしい服」をコンセプトに、レディース・メンズにこだわらないユニセックスに楽しんでいただけるベーシックアイテムを提案されています。

今は、ニットがたくさん入荷しています。薄手の柔らかなニットは、吊り編み機という昔ながらの編み機を使用し、リラックス感ある風合いに仕上げられています。

スッキリしているのでもたつかず、上に羽織るものの邪魔もしません。

「ラクパンツ」と名付けられたこちらのパンツは、とてもゆったりしていて、名前の通り楽に穿いていただけます。

こちらは「ラクパンツ」のノットインディゴデニム。「ノットインディゴ」というのは、インディゴ染めではなく、タテ糸にネイビーの染め糸を使用してデニム生地にしています。インディゴほど色落ちしないのが特徴。「RINEN」らしいデニムです。

こちらのニットは程よく厚みもあり、とても暖か。編みの凹凸感と糸の表情がなんだかほっこり懐かしい雰囲気です。

「RINEN」の服は、ほとんどが０～3の4サイズ展開となっていて、女性があえて2などのメンズサイズを着用されても可愛いんです。先日、細身の女性がメンズサイズの2のセーターをご購入くださいましたが、ゆったりとしたシルエットで袖も無造作にロールアッップして着用されているのがとても素敵でした。
逆にパンツなどは、あえてレディースサイズを購入される男性も多くいらっしゃいます。

ご自身がしっくりくる着心地の良いサイズでお選びいただけることも、ユニセックスなアイテムならではですよね。

「RINEN」を手掛ける「TRIP」は、社長さんをはじめ、スタッフのみなさんがとても気持ちの良い方ばかりで、いつも楽しそうにお仕事されていて、気さくに話し掛けてくださり、展示会に行くのが毎回楽しみです。「自分たちが着たい服をつくること、シンプルであること、洗いざらしであること、もの作りに対して正直であること。」そんな「理念（RINEN）」のもと作られる服は、携わる人の手の温もりや、想い、優しさがたくさん詰っています。真っ直ぐなもの作りをされている「RINEN」の服、是非一度袖を通してみてくださいね。

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