「ダンスコ」ディレクター 荒井博子さん 白いボトムを着こなすコツは「差し色」と「小物」

ナチュリラ
2016.06.13

おしゃれ上級アイテム白ボトムには、濃色トップスや個性派小物でメリハリをつけて

ここ数年、おしゃれさんがこぞって注目している白ボトム。「ダンスコ」ディレクター荒井博さんも例外ではなく、デイリーに活用中です。何気なく合わせてもオシャレに見える白ボトムですが、「鮮やかな色のトップスを合わせてコントラストをつけたり、インパクトのある小物でポイントをつくると着こなしやすいですね:と荒井さん。

 

「スタンプアンドダイアリー」カーディガン×赤ストール

 arai_B3P2495A

「赤を着るときは、元気な気分になりたいとき。色の存在感を際立たせたいから、インナーやボトムスなど、合わせるアイテムはやっぱり白を選びます」。くるりとひと巻きしたカーディガンと同色の手織りストールは、荒井さんの友人でもある織作家・上杉浩子さんの作品です。

 

「FLW」ロングトップス×白ストール

arai_B3P2709A

 

白に次いで、ワードローブの定番色がネイビー。よって白×紺という色合わせも荒井さんのお気に入り組み合わせ。「ドーサ」のストールは分ボリュームたっぷりなので、左右にたらし、ロングトップスとともに縦ラインを強調するのがコツ。パンツと靴も白を選んで潔く。

 

「ドーサ」シルクカーディガン

arai_B3P2765A

「普段は白、紺、グレーなど、シンプルな色の服ばかりを着ているんですが、このところ赤やピンクなどのきれい色が気になるんです」。インナー、ボトム、シューズをすっきりと白で統一して、軽やかに揺れるシルクトップスのピンクを引き立てます。

 

「スクランプシャス」リネンプルオーバー

arai_B3P2579A

ざっくりした風合いのリネントップスや、麦わら帽のような涼しげ素材も、白と合わせるとしっくりまとまるから不思議。薄手のカシミアニットを品よくはおって白いバッグをあわせれば、大人のリーゾートスタイルが完成。足元は真っ白な「ダンスコ」で軽快に。

 『ナチュリラ』vol.33より  text:田中のり子  photo:中川正子

Profile

荒井博子

Arai Hiroko

アメリカ生まれのコンフォートシューズ「ダンスコ」を2008年より輸入・販売。ディレクターを務める。シンプルで上質な着こなしも話題に。

http://www.dansko.jp/

http://www.OTZshoes.jp/

 

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ