上質な革の表情が生きる「兵井ひろみ」のバッグ
~ Plain Table(プレーンテーブル)より vol.18 ~
石川県で革のバッグや小物、靴などを製作されている兵井ひろみさん。数年前のクラフトフェアで初めてお会いし、兵井さんの素敵な佇まいと、革の作品に魅了されお付き合いが始まりました。
兵井さんが使う革はイタリアのバタラッシ社製の牛革で、植物由来のタンニンなめしで作られています。革に上質なオイルが染み込ませてあり、使うほどに柔らかく、美しい艶が出てくるのが魅力です。
袋型のバッグは、レジ袋のような形で、しっかりと収納力もあります。
日常使いにちょうど良い大きさ。どんなお洋服とも馴染みがよく、毎日連れて歩きたくなります。
美しい光沢と表情がとてもカッコ良くて、まじまじと見入ってしまいます。
ミニバッグは長財布にスマホ、カギなどちょっとしたものを入れ、おでかけできるスマートなバッグ。「ちょっとそこまで」なら十分な大きさです。
肩にも掛けられるのが嬉しい。細いハンドル、縦長なラインは小さいながらも装いのアクセントにもなってくれます。
革の表情、カッコイイですよね。前後で表情の違う革を合わせていたりするのも素敵なんですよ。
ひとつひとつ違う革のどの部分を使うかを見極め、丁寧に手縫いで仕上げられたバッグは、使い手の個性も書き足されていき、その人だけのバッグへと育ちます。作り手と使い手の個性が反映され、世界でひとつだけのものへと育てていく楽しみを味わえるのも革の魅力ではないでしょうか。
作品を見ても丁寧さが伝わりますが、その暮らしぶりもとても丁寧で、日々を大切にし、作ることへも真摯に向き合う兵井さんの姿勢は見習いたいところばかりです。ひとつひとつ大切に作られた兵井さんのバッグ、是非ご覧頂けたらと思います。
徳島県徳島市末広2丁目1-42
OPEN:11:00~19:00
1F:088-622-7366 CLOSE:水
2F:088-612-9122 CLOSE:水・木
http://plaintable.com/
Instagram:@plaintable_
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