平松朋子さんの軽やか秋ワンピースコーデ
普段からワンピースを着ることが多いという、フラワースタイリストの平松朋子さん。秋は特に、一枚でサラリと着たり、アウターと組み合わせたりと、さまざまな着こなしのバリエーションを楽しんでいます。「シンプルなワンピースが一枚あれば、合わせる服次第で二役、三役とこなしてくれるんです。この秋は、少し冒険して赤いワンピースをワードローブに加えました」
一枚で着るには少し気後れしそうな赤いワンピースも、ニットを重ねれば途端に普段着に。ほどよく体にフィットするざっくりニットを選ぶのがポイントです。袖口から赤をチラリと見せることで、ワンピースコーディネートならではのかわいさが出ます。
赤の色合いに慣れてきたら、ふんわりシルエットが映えるシックカラーの大判ストールをアウターがわりにはおってシンプルに。足元はレギンス+くるぶし丈ソックスで変化をつけています。
そして、ノースリーブワンピースを着るときは、外出先でアウターを脱いでも大丈夫なように、カーディガンを重ねます。グレーのカーディガンの存在感が、軽やかなワンピースと厚手のキルティングジャケットを無理なくつないでくれるのです。
「ナチュリラ 2019秋号 vol.47」より
photo:宮濱祐美子 text:福山雅美
Profile
平松朋子
「ふたつの月」主宰。フラワーショップ勤務を経て、フラワースタイリストとして独立。季節の定期便などのオーダーや、自宅アトリエでの少人数レッスンが人気。
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