【特集】井上保美さんのクロゼットから 02:T-SHIRT

2016.06.21

いよいよ明日6月22日(水)から、人気ブランド「45R(フォーティファイブアール)」も出展予定のイベント「ISETAN×大人になったら、着たい服」が、スタート!

開催を記念して、「45R」デザイナーによるベストセラー『井上保美さんのクロゼットから』の中から、大人になったらクロゼットに備えておきたい定番アイテムの選び方を、ピックアップしてご紹介しています。

昨日の「01:DENIM デニムは、今の自分に合わせて更新する」に続き、井上さんにとって永遠のスタンダードともいえるアイテムが、こちらです。

 

02:T-SHIRT

「Tシャツ」こそ、

女性らしく着る

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井上さんのTシャツスタイルは、「Tシャツ=カジュアル」というイメージを鮮やかに覆す、格好よさと女性らしさがあります。その秘密は、選び方と仕上げのひとワザにありました。

「極めてシンプルなアイテムだからこそ、素材とシルエットは吟味します。質感や微妙な襟のあき具合、フィット感や丈で着心地も見た目の印象もガラリと変わってしまうから」

選び抜かれたTシャツだからこそ、さらりと着ても決してラフになりすぎない。夏は一枚で、春と秋はジャケットやカーディガンのインナーに、とオールシーズン活躍してくれるのです。

 

ここで差がつく! 

Tシャツ選び 3つのポイント

 

CHECK1 

同じ色でも素材で変化

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同じ白でも、素材が違うだけで印象がガラリと変わる。夏にはリネンTシャツも着るけれど、年中活躍するのはこの2枚。なめらかなシルク(左)はエレガントな装いに最適。洗いざらしのコットン(右)はカジュアルに。

[まずは基本のコットン]

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白のワントーンは最強。

気分が上がります

ストレートの白デニムにリネンのレースアップシューズ。胸元で揺れる「ドーサ」の花のネックレスを重ねづけしてフェミニンに。

[きれいめに着るならシルク]

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くだけすぎない

大人のリゾートスタイル

涼しげながら、上品な光沢のあるレーヨンサテンのイージーパンツに「エルメス」の麦わら帽とレザーサンダルで洗練カジュアル。

 

CHECK2

つかず離れずのシルエット

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タイトすぎずルーズすぎない。ボディにほどよく寄り添うシルエットは絶妙。一枚でサマになるのは、ウエストにインしても、外に出してもちょうどいい丈感も大きい。

CHECK3

ほどよく鎖骨がのぞく襟あき

otona_I9A5577 のコピー

女性らしさの象徴でもある鎖骨がギリギリのぞくくらいの襟あき。Tシャツの襟をキュキュッと伸ばして首まわりを少し浮かせると、ネックラインがきれいに見える。

 

明日は「03:PULLOVER BLOUSE ブラウスは、ラクできれいなかぶるタイプを」をご紹介します!

井上保美さんのクロゼットから』より抜粋

photo : 回里純子

フォーティファイブアールピーエムスタジオ

Tel: 03-3498-2245

http://www.45rpm.jp/

Profile

井上保美

Yasumi Inoue

1954年生まれ。日本国内で46店舗、海外でも13店舗を展開する、フォーティファイブアールピーエムスタジオ(株)の専務取締役。1978年のブランド立ち上げ時より、現在にいたるまで「45R(フォーティファイブアール)」のデザイナーを務める。2014年、ナチュリラ別冊『大人になったら、着たい服』(主婦と生活社刊)に登場するやいなや、読者から絶大な反響が。オンラインストアで連載しているコーディネートコラム「Yasminate(ヤスミネイト)」も人気。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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