見えてもOK！ こだわり素材のインナー

暖かければ何でもいい、とは言えなくなってくるワガママな大人世代の秋冬インナー。ふと見えたときに、〝下着感〞が垣間見えると残念ですし、肌に触れるものだから、素材選びにもこだわりたい。でも、シンプルでおしゃれなタイプが手に入るブランドって意外とわからない……！　今回選んだのは、チクチクしにくい素材、しゃがんだときにも背中が出ない長めの丈、一枚でも美しく見える適度な厚みなど〝ババシャツ〞とは一線を画する5枚。長袖トップスとしてジャケットをはおったり、ニットを重ねて袖や裾をチラッと見せるとコーディネートのポイントに。納得の一枚があれば、心から気持ちよく過ごせそうです。

ICE BREAKER
アイスブレーカー

メリノウール本来の高い保温性と通気性を生かした、ニュージーランド発のアウトドアウェアブランドに注目。「アイスブレーカー」￥10,800／ゴールドウイン カスタマーサービスセンター

TANI
タニ

ハイブランドの下着も手がける香港メーカーのプライベートブランド。上質な糸のみを使用したヴィスコース×アクリル素材は、ほどよい厚みでとろけるようにやわらか。￥6,400／タニ ジャパン

SKINAWARE
スキンアウェア

オーガニックコットンに特化したサステイナブルなブランド。ほどよい厚みと長めのリブ袖で、一枚で着てもさまになるデザイン。￥8,900／スキンアウェア 東京ミッドタウン日比谷店

HANRO
ハンロ

スイスで130年以上続く高品質アンダーウェアブランドの一枚は、上質なシルクカシミア素材でなめらかな着心地。袖と裾のリブもやわらかく大人の雰囲気。「ハンロ」￥34,000／ワコール

VLAS BLOMME
ヴラスブラム

オーガニックコットンと上質なコルトレイクリネンをブレンドし、着心地のよさにもこだわって。首元のさりげないフリルは、重ね着スタイルのアクセントにも。￥9,500／ヴラスブラム 目黒店

『大人のおしゃれに、ほしいもの　’19-’20秋冬』より一部抜粋
photo：花田梢　岡利恵子　styling & text：出原杏子