花火やお祭りで着たい「三勝」の浴衣

今日のひとしな
2016.07.03

~copse(コプス)より vol.3~

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洋服も好きですが、それ以上に和衣が好きです。ことのほか夏はきものが楽しい季節。なかでも浴衣は気軽に着られて、夏の風情を満喫できます。気軽といっても、いざとなると準備や着付けは大変。でも帯を締めたときの背筋が伸びる感覚や、木綿や麻の素材の心地よさは洋服では味わえない魅力があります。

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おすすめは、今年6月の企画展でご紹介した東京・人形町の老舗「三勝」の浴衣。長板中形や注染など、江戸の粋と手技を引き継ぐものづくりをされている老舗です。

紺や白地に季節の花を染め抜いた古典柄から、ヴィヴィッドな色を効かせたモダンなものまで、色とりどりの浴衣を前に、あれもこれも着てみたいと悩むのも楽しみです。

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豊富なデザインは、すべてストックしている昔の型を元にデザインしているのだそう。生地や色を変えることで時代に調和した浴衣に仕上げる、そんな伝統と現代を見事に融合したものづくりにもひかれます。

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浴衣の着こなしは、帯や帯締め、帯留といった小物によって雰囲気が変わります。洋服では着ないような大胆な色も、浴衣だと違和感なく着こなせるから不思議です。似合うものがわからないと浴衣選びに悩む方も多いのですが、洋服と同じでいくつか試着してみるうちに、だんだん自分に似合う柄ゆきや色が見えてきます。夏のワードローブにぜひ、浴衣をプラスしてみませんか。

 

「三勝」浴衣(仕立上り)4万円前後が中心

copse(コプス)

器や日常着など、衣食住を提案する雑貨店。連載コラム執筆は、店主の小森知佳さん。

東京都練馬区石神井台3-24-39 ロイヤルコトブキ1F
TEL:03-6913-1544
E-mail:info@copse.biz
営業時間:11:30~17:30
定休日:月~水曜(企画展中は無休)
http://www.copse.biz

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