昔ながらの手仕事にこだわる「REI THE LACES CHAMBER」のレースアイテム
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昔は王侯貴族など限られた人々だけのための、とびきりの贅沢品だったレース。今では世界中に流通し、だれもが日常的に身にまとえるようになり、年代を問わず楽しめる存在になっています。
現在、レースは中国をはじめさまざまな国で作られていますが、安価で販売するため大量生産されるものがほとんど。化学繊維の糸で作られているものが多く、丈夫な反面、大柄で似たり寄ったりの出来栄えになりがちです。その点、日本のレースは繊細な柄の美しさと抜群の肌触りをもっています。そんな日本製レースにこだわってものづくりをするブランドが「REI THE LACES CHAMBER(レイ ザ レース チェンバー)」。
今回、このブランドを紹介してくれたのは、ヘアメイクアーティストの齊藤知世さん。雑誌やCM、講師など多方面で活躍するヘアメイクさんです。
「REI THE LACES CHAMBER(レイ ザ レース チェンバー)」は、創業以来70年以上、日本のレースにこだわって繊細なアイテムを作り続けている会社、「麗」から生まれたブランド。そのブランド名には、レース好きの人たちに、レースの小部屋(チェンバー)で楽しんでもらいたいという想いが込められています。
「私は、6年ほど前からカタログ制作でREI THE LACES CHAMBERさんとお仕事をご一緒させていただいているのですが、毎シーズン、繊細で美しいレースアイテムを見るたびに幸せな気持ちになります」
そこで今回は特別に、ブランドのデザイナー・安部真実さんにもご登場いただき、レースについて齊藤さんと語り合っていただくことに。せっかくなので、安部さんも齊藤さんにヘアメイクを施してもらいました。
「今日はもちろんですが、カタログ撮影のときも、レースのやわらかさとスタッフの皆さんのあたたかい雰囲気をイメージしてヘアメイクしています。リラックスできるように、香りのやさしいメイクアイテムを選んだりしていますね」
……と話をしている間に、ヘアメイク終了! おふたりともレースエプロンワンピースがとてもお似合いです。プライベートでも交流のあるおふたり。笑顔あふれる撮影現場となりました。
「REI THE LACES CHAMBERのレースを、齊藤さんにも気に入っていただけてうれしいです。アンティークレースのような繊細さ、どこか素朴さを感じさせてくれる糸の優しい表現……日本製ならではのナチュラルで美しいレースの魅力を伝えていくことは、私たちのものづくりにおけるテーマのひとつにもなっているんです」と安部さん。
「こういう総レースの服も、いつか着てみたいなと思っています」
「このレースは、日本のレース工場の熟練した職人さんにお願いして作ってもらっています。日本はかつて世界有数のレース産業国と言われていたのですが、年々職人さんの数が減り続け、今では日本製レースを取り扱う会社もごくわずかになってしまいました。コットンやリネン、ウールなど天然繊維の細い糸を使ってレースを作るのは本当に難しく、湿度や気温の変化で1ミリでも糸がずれると柄がくずれてしまいます。今ではなかなか作ることのできない、貴重な素材となっているんです」
さらに、ウェアやバッグなどにあしらわれたレースコラージュは、ショップやオフィスと同じ建物内にあるアトリエで、熟練のレース職人さんの手により仕上げられています。さらに絵を描くように一枚一枚レースを配置し、丁寧にカットし、時にはそれぞれを染色。さらにレースを組み合わせて配置を決め、すべてマチ針で留めて縫い合わせていくという気の遠くなるような作業。ときには100本以上のマチ針を駆使して作り上げることもあるそう。「こんな膨大な時間と手間をかけて作っているブランドは、そうそうないと思います」と安部さんは笑います。
「ということは、使うレースも組み合わせ方も、それぞれの商品で違うということですよね? もしかして、すべて一点物??」
「そうなんです。ちなみに、齊藤さんに着ていただいたエプロンワンピースのコラージュには、ぷくぷくしたドットが特徴的なクルーニーレースを配置しています。世界最古のレースメーカーといわれるイギリスのクルーニーレース社が作ったレースです。アンティークのように見えて素敵でしょう? 時にはこのように、海外製ならではの特徴的なレースを使うこともあります」
「とはいえ、REI THE LACES CHAMBERというと、天然素材を使って国内生産しているのが特徴、というイメージですよね。私はレースがさりげなくあしらわれたコットンブラウスや、肌触りのいいインナーも好きです」
もともとは安部さんのお祖父さんが、サイレント映画の女優たちが着ていたレースブラウスを日本で作り始めたのがREIの始まり。いろいろなレースを組み合わせて作るREI THE LACES CHAMBER のふんわりとしたコットンブラウスは、エプロンワンピースとも相性のいいアイテムです。
また、レースアイテムだけでなく、肌触りのいいインナーも人気で、海外からわざわざ買いに来るお客様も多いそう。日本人の繊細な肌を意識して作っているという天然素材のインナーは、着るとまるで空気のように軽くて、驚くほどのやわらかさです。
今回ご紹介したレースアイテムは、土曜限定でオープンしているショップではもちろん、オンラインストアでも購入できますよ。
齊藤さんの着こなし/
7302 甘織リネンlacyコラージュエプロンワンピース ¥39,000
7352 リネンリブニット五分袖 ¥21,000
7313 やわらかコットンlacyブラウス ¥23,000
7330 コットンジャガードコートワンピース ¥36,000
7401 lacyコラージュボレロ ¥41,000
7428 180ラミーリネンロングシャツ ¥29,000
7354 ペイズリーCRL刺繍ガウン ¥61,000
安部さんの着こなし/
7427 180ラミーリネンlacyワンピース ¥43,000
7402 フレンチリネンlacyエプロンワンピース ¥45,000
60049 lacyコラージュ巾着ラージ ¥6,600
東京都中央区日本橋馬喰町1-6-8 1F
TEL:03-6661-7105
E-mail:info.store@rei-tokyo.co.jp
営業日:土曜
(臨時休業もあるので営業日は事前にInstagram「@rei_tokyo」でご確認ください)
営業時間:10:00~18:00
オンラインストア https://rei-tokyo.net/
Profile
齊藤知世
ヘアメイクアーティスト。CM、MV、雑誌、広告など、多方面で活躍。アクセサリーデザインや撮影ディレクションなども手掛ける。
https://tomoyo0.wixsite.com/hairmaketomoyosaito
Instagram「@lycka.tmy」
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。