ノースリーブブラウスとカシミアニットをカーディガンでつないで四季を過ごす ―「ダンスコ」ディレクター・荒井博子さん

ナチュリラ
2020.06.15


「私、いわゆるスプリングコートって、持っていないかも……」

年間ワードローブについての質問に、荒井さんから出てきた印象深いひと言がこれ。

「トップスは、やや肌寒い春先には薄手のカシミアニットをチョイス。暖かくなってきたら、ノースリーブのブラウスに軽めのカーディガンやローブをプラスして、温度調節をします。そうして季節がめぐれば、夏には軽やかなノースリーブ一枚のスタイルへと、スマートにシフトできるんです」


さわやかな白とブルーのワンツーコーデに、中間色の淡いグレーのリネンローブをはおることで、コントラストをやわらかく。春の青空にうっすらと白い雲が浮かんだような、清涼感のある色合わせが素敵。ブラウスとローブの間をとったような色味のミニショルダーもマッチ。

夏には


真夏の太陽を思わせる赤いパンツに白いブラウスを合わせた、元気いっぱいのコーディネート。帽子や大ぶりバングル、サンダルと、夏だからこそ楽しめる小物を存分に投入して。グレーのメッシュバッグも小気味いいアクセントに。

小物で季節感を
ストールで温度調整を


はおりものとストールの合わせ技で温度調節を。シルク、リネン、ウールと、素材もさまざま。


普段使いにはトートバッグやリュックを。お出かけにはかごやミニポシェットも。


photo:大森忠明 text:坂本祥子
『ナチュリラ 2020 春号 vol.49』より

 

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Profile

荒井博子

Hiroko Arai

履き心地のよさと高いデザイン性で大人気! アメリカ生まれの靴ブランド「ダンスコ」を日本で初めて紹介し、ディレクターを務める。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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