こどもの日の朝ごはん

器店主の朝ごはん
2021.05.02

「うつわと暮らしの道具 mokodi 」市川麻里さん vol.1

こんにちは。
「器店主の朝ごはん」5月を担当させて頂く mokodi の市川麻里です。

第一回目は「こどもの日の朝ごはん」です。
我が家には早起きの小学生の子供がいますが、学校がお休みでお店もお休みの日は、いつもよりゆっくりな朝。

いつもは朝ごはんはパンやシリアルが多いのですが、もうすぐ「こどもの日」ということもあり、土鍋で炊いたご飯をおむすびにして、カブとサーモンと林檎のサラダ、蓮根とごぼうのきんぴら、さつまいものレモンバター煮、具沢山のお味噌汁。

カブのサラダは沖縄のやちむん読谷山焼北窯 松田米司さんの8寸皿。
きんぴらのうつわは岡田崇人さん。掻き落としの模様が素敵なのです。
取り皿は小鹿田焼 飛びかんな模様の5寸皿。
小鹿田焼はお店を始めたいと思うきっかけになった焼き物でもあります。
古くから続く民芸のうつわは現代の食卓に温かさと新鮮さを感じさせてくれる気がします。

おむすびをのせたザルは岩手の鈴竹で編まれたもの。ザルは水切りなどの道具として、うつわとして使っても。
黒いポットとお湯呑みは延興寺窯。鳥取の里山でお父さまと娘さんが日々じっくりと作品を制作しています。
右側の取り皿は橋本美貴子さん。鳥の器が人気の作家ですが、模様の作品も素敵です。
お味噌汁の漆器は国産漆の生産を栽培から行なっている岩手県 浄法寺漆器です。日々使っていく事で深い艶が生まれます。

ご飯を炊いた土鍋は鈴木史子さんのご飯鍋。
土鍋で炊くご飯はふっくら良い香り。少し出来るおこげも楽しみの一つです。

鯉のぼりの飾りは高山の真工藝さんの木版型染めぬいぐるみ。
素朴で可愛らしく、季節感を演出してくれる布製オブジェです。

さて、しっかり食べて、動物園まで散歩に出掛けましょうか。

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うつわと暮らしの道具 mokodi

名古屋市名東区西山本通1-8-1
TEL:052-782-2886
不定休(HPでお知らせしています)
https://www.mokodi.com
Instagram :@utuwa_mokodi

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