～「HJ GALLERY」より vol.9 ～

今朝の自分の気分を聞いてみる。「どんな気分？」

お湯を沸かしながら、今日の気分の茶葉を選ぶ（お湯の理想の温度は96℃）。ポットを温めて茶葉を入れ、一気にお湯を注いで香りを立たせて、そこからじっくり５分ほど待つ。待っている間にお気に入りのティーカップを出してきて、そのカップもじっくり温めたら、しばしおいしいお茶が入るのを待つ。時間が来たら、カップに注ぎ入れて、香りを聴きながら、味わう。

私は、ポットを温めて茶葉を入れた時に立ち上がる香りを嗅ぐのが癖で、ふわっと上がる香りを吸い込みます。深呼吸するように。お茶をいただく時間は、お茶を入れるところから始まっているように思います。その時間は静けさを確保をすることが大切。忙しかったら、ポットも温められないし、香りも感じられないし、何より茶葉の広がりに気持ちを向けられないから。

紅茶専門店「Uf-fu（ウーフ）」の茶葉たちは、苦味がなく、すっきりとしながらも、ほのかに甘みを感じるのが特徴です。

「Uf-fu」はインド、スリランカ、中国、台湾などから厳選した茶葉をオーナーである大西泰宏さんが現地に直接足を運び、茶園をめぐり、味を確かめてセレクトされています。品質と価格のバランスに優れた茶葉を輸入され、 人工的な香料などに頼らず出来るだけ天然の素材を活かしたオリジナリティの追求をされており、毎日のように飲んでも「あぁ、おいしい……」と、毎回そう思える確かな味わいです。

パッケージも白ですっきりとした印象なので、プレゼントにも最適です。私が最初に「Uf-fu」を知ったのも、友人から「おいしいよ」といただいたのがはじまりでした。種類は豊富で、紅茶だけではなく、ハーブティーやルイボスティー、それに中国茶も取り扱っています。

ダージリンは、スッと背筋を伸ばしたい時に、甘くリラックスしたい時はアッサムをミルクティーに。移動中に飲む時はルイボスティーを。そんな風にシーンによって、使い分けることもまた楽しみのひとつです。

衝撃的においしいのは、ミルクティー。入れ方にコツがあります。とても簡単なコツで、温めたミルクを先に入れること！　

暑い季節になったら水出しアイスティーが万能です。お湯で入れるのとは違う味わいが顔を出してくれます。特にEtéとLuneの水出しは、お客様にも人気の茶葉です。

入れ方は簡単で、１Lの水に対して５gの茶葉を入れてそのまま一晩待つ。これだけ。とても簡単です。ぜひ、お試しください。

「Uf-fu」
アールグレイ（50g）￥1,296
セイロン キャンデイグレイグヘッド茶園（40g）￥1,080
エテ（40g）￥1,728
キームントレゾア（30g）￥1,728

（2、3枚目 写真：中島光行）

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