素敵な器を使った朝ごはんコラム、8月担当は「器と暮らしの雑貨カタルテ」宮倉ひとみさん

器店主の朝ごはん
2021.07.31

はじめまして。
大阪市阿倍野区にある「器と暮らしの雑貨カタルテ」店主の宮倉ひとみと申します。
今回、8月のコラムを担当させていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。

まずはお店の紹介をさせてください。

大阪に天王寺という繁華街エリアがあり、そこから電車で1〜2駅のところにお店はあります。
大通りから少し入ると昔ながらの家が残り、都会の便利さと懐かしさが入り混じった町です。
この辺りは古い建物を利用したお店が点在し、カタルテも昭和初期に建てられた長屋を改装してオープンしました。
長屋や古い建物に興味がある方や建築を学ぶ学生の方がお店を見にいらっしゃることも。

店名のカタルテは「語る手」という自分で考えた造語です。
手から表現されたもの、作り手の思いを伝えるものを皆様にお届けするお店としてつけた名前です。

お店を始めたきっかけをよく聞かれます。
もとをたどると、手仕事の食器に心惹かれるのは両親からの影響かと思います。
子供の頃から、家族のお出かけでいろんな工芸品を見にいきました。
陶芸品に吹きガラス、革製品、蔓籠、木工品。
とりわけ陶芸で有名な滋賀県の信楽にはよく遊びにいきました。
旅先でも地元の手仕事のお店を見に行き、中学生ぐらいになると、気に入ったものを選んで買ってもらいました。
両親も私も格別詳しい知識があったわけではありません。でもそうやって手にしたものには愛着があり、使う時にも買ってもらった時のことを思い出して嬉しくなりました。
そういう体験が今のお店作りに繋がっているのだと思います。
カタルテが、皆様のお気に入りの器に出会える場所になれば幸せです。

カタルテでは
・シンプルな中に手仕事の味わいを感じる器
・お手持ちの食器やおうちの空間になじむ器
・肩肘張らずに気軽に日常使いできる器
そんなことを考えながら食卓の器をメインにセレクトしています。

カタルテには18歳になる看板猫エモンさんがいます。
おっとりもののエモンさんは器を割ったことはなく、マイペースにお客様を出迎えています。

これから1か月、私の朝ごはんと器をご紹介していきます。
特別な料理でも盛付の仕方でもありませんが、なにか皆様の暮らしのヒントになれば嬉しいです。
よろしくお願い致します。

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器と暮らしの雑貨カタルテ

大阪市阿倍野区桃ヶ池町2-11-17
TEL:06-7500-3500
営業日:不定期営業(HPのカレンダー・SNSにてご確認下さい)
Email:contact@katarute.com
http://katarute.com
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/katarute
Instagram:@katarute

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