ぜひ食べてみて!「METZGEREI KUSUDA」のベーコンとソーセージ

今日のひとしな
2021.08.21

~「HJ GALLERY」より vol.21 ~

「METZGEREI KUSUDA(メツゲライクスダ)」のベーコンとソーセージがあれば、どれだけ忙しくたって大丈夫。いつもの日常を途端にパーティー気分にしてくれる魔法の逸品です。

日本ではまだ珍しいヨーロッパ生まれのハムやソーセージの専門店で、“メツゲライ”とは、ドイツ語で‟加工肉食品(ハムやソーセージなど)の専門店”という意味。兵庫県の芦屋と六甲道にお店があります。お店に行けばその種類の豊富さ、魅力的な内容に心躍ります。その中でも本場で修業を積み重ねて肉の特性を知り尽くした楠田裕彦さんが作るソーセージはたまりません。他が食べられなくなってしまうほど、その味に魅了されています。ハーブやスパイスが効いていて、旨味が凝縮されて肉汁が溢れ出る贅沢さ。おもてなしにも最適で、食べ応え抜群。

一人の夜には、自分のためだけにこのソーセージを焼いて食べるのが私のささやかな楽しみ。油を塗ったフライパンに生ソーセージを載せたら、弱火でじっくりじっくり15分ほど焼きます。焼いている間からもうおいしそうでたまらないのですが、その間に付け合わせの重ね煮を。鍋に塩を少しと千切りにしたキャベツをたっぷり、そしてまた塩少しとクミン、オリーブオイルを入れて、じっくり弱火で15分コトコトしたら出来上がり。キャベツの水分が出てしんなりとした仕上がりに。お気に入りの泡か白ワインと共にいただきます。何気ない夜の時間をこんなにも幸せにしてくれます。また、そのソーセージをホットドックにして日曜の朝食にしたら、これ以上のない幸せに包まれそうです。夫婦で、家族みんなで、泊まりに来た友人と食べたら、笑顔いっぱいに。「今日は何をしよう?」と心浮き立ちそうです。

もし、そんなホットドックを、「METZGEREI KUSUDA」芦屋店のすぐ近くにある「BACKEREI BIOBROT(ベッカライ ビオブロート)」のパンで作れたらいうことはありません。実はこの夢、昨年「HJ GALLERY」で開催した大澤知美さんの個展期間中に、「METZGEREI KUSUDA」のソーセージを「BACKEREI BIOBROT」のパンに挟んで、大澤さんの木の器に盛りつけて食べてもらうというイベントとして、楠田さんにお願いして実現することができました。

「谷口ワイン店」にお願いしてマキコレワインも用意して、上質な大人の時間となりました。その時の食べてる方々の幸せそうなこと! これぞ至福という満面の笑みでみなさん頬張っていました。

何を食べるのかはとても大切なこと。自分の血となり肉となり、心を満たしてくれるものですから、食べることに困らない環境にはいますが、だからこそ何を自分の体に入れるかは、大切にしたいものです。まだの方はぜひ食べてみてください。お店にも不定期でベーコンやソーセージ(ソーシスフュメやテューリンガーなど)を入荷しています。すぐ売れてしまいますので、出会えた方はラッキーですね。


ベーコン(200g)¥1,550
ソーセージ/テューリンガー(180g)¥1,100
ソーセージ/ソーシスフュメ(180g)¥1,100

(写真2-9枚目:奥山晴日)

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HJ GALLERY

住所:奈良県奈良市三碓2-4-13-2
TEL:0742-52-5000
営業時間:11:00~16:00
営業日:木曜・金曜・土曜
https://www.hj-g.jp/
instagram:@hjgallery

※ペット、10歳未満のお子様の入店はご遠慮願います
 

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