たまにはこんな朝

器店主の朝ごはん
2021.09.26

「おかずのうつわ屋本橋」本橋真紀子さんvol.4

今までご紹介してきたように我が家の朝食は基本的に「とにかく汁もの!」ですが、「汁気のないメニュー」ということもあります。

一つは「お粥」。風邪気味のときや昨晩、食べすぎたり飲みすぎたりしで胃が重いときにはぴったりですね。

私は元々、柔らかいご飯が好きなのでお粥は大好物。たまに夕飯でももお粥を炊いたりします。そういう時は お米をごま油で炒めてから椎茸を入れたりあれこれトッピングを楽しみますが、朝は生姜のすりおろしと塩、せいぜい白だしを使うくらいでごくあっさりと仕上げます。
土鍋でコトコトやっている間に昨晩の暴飲暴食について反省したりしています・・・。ついつい飲んじゃったな~、でも楽しかったから仕方ないな~、などなど。

この土鍋は1~2人用の小さいもので朝、お粥を炊くには丁度いいサイズです。普段も湯豆腐などに使ったり一人鍋をするときに愛用しています。とはいえ、朝から土鍋をひっぱり出してくるのも億劫ですよね。だからいつでも手が伸びやすい場所にしまうようにしています。

もうひとつは「焼きカレー」。「朝カレーだ♪」と娘のテンションは何故かあがります。残りもののカレーをご飯にかけて好みでチーズをかけたり卵を置いたりしてトースターで仕上げます。そのままカレーライスでもいいのですが、この方法ならそれほどカレーの量がなくてもすむので便利です。

野菜も肉も入るカレーはバランス的には朝にいいと思いますが、少しヘビーでもあるので少量がちょうどよさそうです。

以前、九州の有田に仕入れがてら家族旅行に行った際に博多から有田まで乗った列車で買った駅弁が「有田焼カレー弁当」。耐熱の有田焼の器にカレーライスが入っていて、確か買ったときは温かかった記憶があります。重いけれど器は持ち帰れるのでその後もこの器で焼きカレーを楽しみました。

今朝の器は万古焼の耐熱陶器。目玉焼きとソーセージを一緒盛りにして直火で仕上げたりと朝活躍することも多い器です。取っ手がついていて便利なのと浅めで火が通りやすいのも手軽です。
そしてカレーやスープ、シチューなどの時に欠かせないのが木のスプーン。木は口当たりもいいですが、器にも優しいですね。このオククラフトのスプーンはもう20年近く扱っていますがいまだに人気で、一度使うとやみつきになる!家族の人数分ないと取り合いになる!とお客様に言っていただけるものです。カーブと薄さが絶妙なんですね。

と書きましたが、なんと!写真撮りする時にスプーンを添えるのを忘れておりました!撮影後に娘とまさに「朝カレーってやっぱり美味しいね、この香りでテンション上がるよね~♪」とスプーンを使って食べているときに気が付きました・・・。ごめんなさい。

4回にわたり我が家の朝食をご紹介してきました。何の変哲もない普通のご飯ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
使っている器はサイトでご紹介しています。

・土鍋・・・しもつけ窯
 https://www.utsuwaya.com/washokki/donabe/001858.html
・お椀・・・白鷺木工 https://www.utsuwaya.com/washokki/chawan/001592.html
・手つき耐熱プレート・・・万古焼
 https://www.utsuwaya.com/washokki/chuzara/000076.html
・スプーン・・・オケクラフト https://www.utsuwaya.com/washokki/hashi/000069.html
・小鉢・・・波佐見焼 https://www.utsuwaya.com/washokki/kozara/000078.html
・ゆのみ・・・小石原焼・マルダイ窯 https://www.utsuwaya.com/washokki/kozara/001526.html

→「おかずの器屋本橋」の記事はこちらから

→その他の『器店主の朝ごはん』はこちらから

おかずのうつわ屋本橋

東京都世田谷区船橋1-16-11
TEL:03-3427-6768
営業時間:11:00~17:00
定休日:木曜・日曜・祝日 
http://www.utsuwaya.com/
Instagram:@okazuno_utsuwaya

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ