忙しい朝の朝食と残りご飯で作る朝食

「SOITOGE」長岡正子さんvol.4

こんにちは。
4回目最終回でご紹介するのは、2種類の朝食です。
お店のイベント前は慌ただしくなるため、事前に大好きなパン屋さんで朝食用のパンを購入しておきます。忙しい朝だからこそ美味しいパンがどうしても食べたくて。
特にお気に入りのパン屋さんは、宇都宮の「パニフィカシオンユー」さんと、元々宇都宮市大谷に店舗があり宇都宮駅にもショップがある「スタンダードベイカーズ」さん。
「パニフィカシオンユー」さんは、パリにある様な小さな可愛いパン屋さんで、フランス産の粉を使った伝統的なパンやオリジナルのパンがとても美味しいお店です。
「スタンダードベイカーズさん」は、本格的なハード系パンや、季節によって様々なアレンジのパンが豊富なパン屋さん。今回は、クルミの入ったカンパーニュ生地のはちみつとゴルゴンゾーラのパンと、厳選国産バターの香りがたまらないクロワッサンを選びました。クロワッサンには、ブラックペッパーサラミとルッコラをサンド。

忙しい朝の朝食
・ブラックペッパーサラミとルッコラのクロワッサンサンド
・はちみつとゴルゴンゾーラのカンパーニュ
・とうもろこしのクリームスープ

パンを乗せたオーバルの深皿は、「SOITOGE」のご近所のtete galleryさんの器。松崎麗さんが創り出す作品は、花々や木々等自然のモチーフを描いたものが多く、程良い厚みと安心感があってお気に入りです。パンを2つ並べるのにちょうど良い大きさです。

スープは缶詰のコーンをブレンダーで潰し、牛乳を混ぜただけの簡単料理です。仕上げに白味噌を少々と、食べる直前にエクストラバージンオイルとブラックペッパーをかけます。白味噌は発酵食品であり、乳製品との相性も良く、旨みを引き立ててくれます。まったりしがちなクリームスープも仕上げの味付けで、深みが出てより美味しくいただけます。

スープは他にもブロッコリーの芯だけスープも良く作ります。ブロッコリーの先だけを使いきってしまうので、数本溜めてはスープを作ります。作り方はコーンの時とまったく同じで、とっても簡単。忙しい朝でもスープだけは手作りしています。
今回のスープのカップはわかさま陶芸のkinari スープカップ。しのぎのストライプがアクセントの日常使いしやすいカップです。


残りご飯で作る朝食
・卵粥　エクストラバージンオイルとブラックペッパー、朝葱
・はんぺんにチーズとシソを挟んだバター焼き
・山芋のおかか醤油
・焙じ茶

ご飯好きの我が家では、微妙に炊飯器にご飯が残った時は、おかゆかリゾットにしています。
シンプルなお出汁と梅干やおかかを入れたおかゆだったり、リゾットの時はチーズを入れたり、ポルチーニ茸を水で戻したものを出汁ろ一緒に混ぜて洋風にしたり。。。
今回は卵粥にしました。こちらもスープの時同様、オリーブオイルと黒胡椒でアクセントを付けます。
器は取っ手が付いていて食べやすい、スープカップでも使っている、わかさま陶芸のkinariスープカップを使っています。

しっとりやさしい味の卵粥のお供は、はんぺんにチーズとシソを挟んでバター焼きしてお醤油を少しかけたもの。それと小皿に盛ったのは、山芋のおかか醤油。お粥同様にやさしい味わいのおかずです。

プレートは、遠藤薫さんのノアール ヴァーグ トレイ。遠藤さんのヴァーグシリーズは、我が家では3種（トレイ、角皿Ｌ、Ｓ）と頻繁に食卓にあがります。何気ないおかずを数点盛りにしたり、取り皿にしたり。ノアールの色も真っ黒ではなく、チャコールグレーの趣のあるカラーで、どんな料理にも映える色と質感です。
プレートの上に乗せた小皿は、吉澤奈保子さんの作品。茶色で縁取られたチューリップの図柄が可愛い小さな器。豆菓子やこぶりな和菓子を乗せたりする時にも使っています。

焙じ茶はkinoki potteryさんのフリーカップに入れました。レトロなダイヤ柄がアクセントになったカップで、たっぷりとしたサイズ感で多めにお茶を飲みたい的に選んでいます。

◎オーバル深皿（tete gallaryさん）
私物。
◎kinariスープカップ（わかさま陶芸）
私物。
◎木のスプーン、カトラリーレスト
店内常設エリアで販売しております。

◎ノアール ヴァーグ トレイ（遠藤薫さん）
遠藤薫さんのこちらの作品はじめその他は、店内常設エリアで展示販売しております。
◎小皿（吉澤奈保子さん）
吉澤奈保子さんの作品は、店内常設エリアで展示販売しております。
◎陶小町　フリーカップ（kinoki potteryさん）
kinoki potteryさんのこちらの作品はじめその他の作品は、店内常設エリアで販売しております。
◎木のスプーン、お箸、カトラリーレスト
店頭にて定番商品としてご購入可能です。

まだまだ寒さが厳しい毎日ですが、ほんの少しだけ春の訪れを感じる何かを生活の中に取り込んでみるのも良いですね。
春の花を飾ったり、クッションカバーを変えてみたり、食材に旬のものを取り入れたり。。。
目にも心にも身体にも温かなもので満たしてあげると、自然に肩の力も抜けて気分もリラックスしてきます。
特に朝食は一日のはじまり。自分の身体と相談しながら、体調を整えてくれる大切な食事。忙しい日々で流れてしまいがちですが、これからも常に心や体と相談しながら、美味しくて楽しい食卓を作っていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ皆様にとっても温かな朝食タイムが送れます様に。

SOITOGE
長岡正子

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