まるで魚のオールスター戦?!「豊田商店」の鳴門海峡 海の幸セット
~「ラシクルモール」より vol.13 ~
今日は、鳴門生まれ鳴門育ちの魚好きスタッフ山田が太鼓判を押す「鳴門海峡 海の幸セット」をご紹介します。
天然鯛、サバ、カマスの開き、アジ、ヒメチの丸干し、ハリイカと、“鳴門オールスターズ”が揃って登場‼ この「鳴門海峡 海の幸セット」が届くと、我が家では決まってプロレスの入場曲ばりに、「サカナ、サカナ、サカナ〜、サカナを食べ〜るとぉ〜♪」と『おさかな天国』の大合唱が始まります。
釣りが大好きな父が、休日の度に鳴門の海で釣ってくる新鮮な魚を食べて育った私。母に聞くと、焼き魚を食べ終わった後、残った骨にお湯と醤油をかけ、魚の出汁を最後まで味わう子どもだったみたいです。母は若干ひいていたとか(笑)。
そんな私の遺伝子が娘にも宿り、娘も無類の魚好きに。保育園のお誕生日会のインタビューで好きな食べ物を聞かれ、「魚の皮!」と即答するほど。とどのつまり、我が家には美味しい魚は欠かせないのです。
我が家の常備食であるこの海の幸セットはその名のとおり、激流、鳴門海峡でとれた海の幸ばかり。鳴門海峡は徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にあります。鳴門海峡は知らなくても、「鳴門のうず潮」を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。「鳴門のうず潮」は鳴門海峡で発生するうず潮で、大潮の際には渦の直径がなんと最大で20メートルに達すると言われています。
鳴門のうず潮は、鳴門海峡に架かる大鳴門橋に設置された海上遊歩道「渦の道」から、間近に見下ろすことができます。うず潮の真上まで船で行く観光船もありますよ。どちらも迫力満点です! そしてさらに、あのシンガー・ソングライターの米津玄師さんが紅白歌合戦で歌声を披露した大塚国際美術館もすぐ近くに。このエリアの観光は1日では足りないくらい魅力的なスポットが多いので、ごゆっくり滞在されることをお勧めします。
おっと、観光案内に逸れました。鳴門の出身だけについつい熱が入ってしまうもので……。話を戻しますね。
この海の幸セットを製造している「豊田商店」があるのは、このうず潮のすぐ近く。うず潮に揉まれて育ったとれたての新鮮なお魚を、1匹1匹手で開き、魚に合わせて細やかな仕込みをしています。手間を惜しまず、もう一度洗いなおした魚を干し棚に1枚ずつ丁寧に並べて天日干しに。鳴門海峡から吹く潮風と太陽の光をた~っぷり受けると、生臭さが消え、うまみ成分のグルタミン酸やアミノ酸がぐんぐん生成され、旨味がギュギュッと凝縮された絶品の干物になります。
なにはともあれ、海の幸セットのスターたちのご紹介をしなければ。
まずはなんと言っても、エースは鳴門鯛!! そのまま魚焼きグリルで焼いて、晩酌のお肴に。いや〜、贅沢極まりない。そして、日本酒が止まらない。これぞ、大人の特権! 日曜日の夜に地元の銘酒「穣」と一緒にいただき、月曜日からの戦闘に備えます。単純な私はこれをいただくと無敵になった気がするのです(笑)。
お次は、サバちゃんと、カマスちゃん、アジさん。このお三方は朝食向き。忙しい朝に、私を助けてくれる頼れる存在。だって焼くだけで、旅館のような豪華な朝食になるから。朝食は一日の始まりの食事。美味しいお魚を食べると、元気とやる気がみなぎります。
そして、ダークホース?! のヒメチ(ヒメジ)。華奢で赤い色合いから華やかな「姫」を連想することから付いた名前だそう。四国地方では「ヒメチ」と呼ばれています。小さくてなんとも言えない愛くるしいお姿に私は虜。子どもを寝かしつけたあと、フライパンでササっと焼いて、軽めの晩酌に(えへへ)。かわいいサイズなので、すぐに火が通ります。頭から尻尾まで丸ごといただきます。ゴミも出なくてエコなお魚。
最後に、子どもに大人気なのがハリイカ。グリル(フライパンでもOK)で焼いて、ハサミで切るだけ。味付け不要。そのまま食べても美味しいですが、マヨネーズに七味をかけた七味マヨネーズをつけて食べると、これまた手が止まりません。子どものおやつにもピッタリです。
「豊田商店」の海の幸オールスターズは、身が引き締まっていて、絶妙な塩加減でどれも絶品。それは魚1匹1匹の個性に合わせて手作業で丁寧に仕込みをしているからこそ。
みなさんはどのお魚が好きですか? ご家庭でぜひオールスター総選挙をお楽しみください。
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