ほっとするスープの朝ごはん

「Licht（リヒト）」遊座さんvol.2

こんにちは。
3月の「器店主の朝ごはん」を担当させていただくことになりました「Licht（リヒト）」遊座と申します。
今日で2回目となりますが、日常の朝ごはんとうつわなどをご紹介させていただきます。ごくふつうなものを好きなうつわで食べるというシンプルな回になりますが、どうぞよろしくお願い致します。

3月の北海道は、八百屋さんに春の野菜が出始めながらもまだ温かいスープが美味しい季節。うちでは寒い時期は常にコンロの上で何かスープものが煮えているというスタイルです。こちらは壷田和宏さん亜矢さんの深めの土鍋。何を炊いても本当に美味しく、容量もたっぷりで調理器具としてとても重宝しています。お店でも年1回ご紹介させていただいていますが、全て1点もので、お客さまのご満足度がとても高い作品です。

おでんだったり、ポトフだったり、丸鷄と根菜だったり。何でも鍋に入れて煮たったら弱火で。火を止めてほったらかしている間にもじんわりと素材に火が通るので明日のためにと夜に仕込んでおくこともあります（朝得したような気分です）。お豆やごはんを炊いても最高です。

今日はじゃがいもとキャベツ、鶏肉のスープを、朝ごはん分だけ小鍋に移し豆乳を加えブレンダーでポタージュに。玄米餅はスープに入れても美味しいです。常にストックされているスープがあるとアレンジの時短料理にもとても便利です。

ちなみに耳つきのボウルは藤居奈菜江さんの耐熱のうつわ。このまま火にかけたりオーブン料理にも使えます。貝澤徹さんの美しい「イタ（盆）」、cava craftさんのスプーン、清水善行さんの白磁豆皿と。

そしてこちらの調味料は、スープにもぴったりのレモングラスオイルとLichtオリジナルスパイスソルト「namak（ナマーク）」。お店でも好評です。
レモングラスオイルは味に奥深さを、ナマークはティンブル（ネパール山椒）が柑橘のような爽やかな香りを加えてくれて、シンプルな料理を引き立ててくれます。どちらもありそうでない新鮮な味。

次回も毎日の朝ごはんを楽しくしてくれる道具やうつわ、調味料などご紹介できたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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