パンだけではもったいないジャム「LBJ(ロンドン・ボロー・オブ・ジャム)」

今日のひとしな
2023.06.28

〜「PETIT BONHEUR」より vol.28 〜


みなさま、ジャムはお好きですか?

嫌いじゃないけど、甘すぎるのはちょっと…とか、使い切らないまま冷蔵庫に眠っているのよ…、なんて方も多いかもしれません。かくいう私も、ジャムを買ってもひと瓶空ける前に飽きちゃうともったいないなあと、あまり買うことがありませんでした。

「LBJ/London Borough of Jam(ロンドン・ボロー・オブ・ジャム)」と出会うまでは…。


「LBJ」はロンドンの人気レストラン「St John」元ペストリーシェフ・Lillie O'Brien(リリー・オブライエン)が手がけるジャムブランド。このジャムの魅力は、フルーツと、そこにプラスされたスパイスやハーブが生み出す絶妙なハーモニーにあります。


フルーツだけでも十分おいしいジャムですが、そこにカルダモンやベイリーフ、ブラックペッパーなどを組み合わせることで、甘さだけでないさまざまな風味や香りが交差して、立体的な味わいを醸しだす大人のジャムなのです。


まずは定番。焼いてバターを塗ったパンに添えたのは、「アプリコットとマスコバド糖」。マスコバド糖とは、イギリスでポピュラーな未精製の黒砂糖。アプリコットの甘酸っぱさとマスコバド糖の丸みのある甘さと糖蜜のコクが加わることで一段と深い味わいに。朝食が一気に贅沢になります。


こちらも王道、ヨーグルトに添えるバージョン。「ラズベリーとハイビスカス」には、ドライにしたハイビスカスの花が使われています。ドライハイビスカスの粘りのある食感がアクセントに。


ここからが「LBJ」の本領発揮「ブラックベリーとベイリーフ」。栄養価の高いブラックベリーに刻んだドライベイリーフ(シナモンリーフ)が入っています。チーズやクラッカー、ハードタイプのパンに添えてワインのおともに。


お肉と合わせたいのは「ダムソンプラムとブラックペッパー」。濃厚かつ甘味と酸味のバランスが良いイギリス原産プラムに、スパイシーなブラックペッパーを加えたユニークなジャム。ハムやソーセージ、パテなどのシャルキュトリーやジビエとの相性も抜群です。


そして、瓶が空いたあとのお楽しみ。肩がなく寸胴型の瓶はいろんなことに使えます。今は刻みたくあん、干しエビ、ラムレーズンを入れています。他にも、オリーブやユーカリを剪定したあとの小さな枝を挿して飾ることも。スタッキングできて便利だし、大好きすぎて捨てられません。


姉妹店のカフェ「FILLING」では、毎朝焼いている自家製スコーンにクリームチーズと「LBJ」のジャムのサンドしたメニューがラインナップされています。塩気と甘味のバランスが人気のひとしなです。


LBJ/London Borough of Jam/ロンドン・ボロー・オブ・ジャム

 

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PETIT BONHEUR(プチボネール)

熊本県人吉市五日町26-1
TEL:0966-22-1236
営業時間:12:00-19:00
定休日:火曜
Website:https://petit-bonheur.com/
Online Shop:https://shop.petit-bonheur.com/
Instagram:@petitbonheur.inc

 

FILLING(フィリング)
熊本県人吉市九日町34-2
TEL:0966-32-8400
営業時間:10:00-18:00
定休日:不定休
Instagram:@filling11044

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