お店が休みの日のゆったり朝ごはん

「器と雑貨のお店 house（ハウス）」西浦さん vol.1

こんにちは。「器店主の朝ごはん」の8月を担当させて頂くことになりました徳島県徳島市にある「器と雑貨のお店 house（ハウス）」の西浦と申します。

8月の1ヶ月間、我が家の朝ごはんと器についてご紹介させて頂きます。
男の子が3人のお父さんな店主の時には慌ただしくもある朝ごはんかもしれませんが、ご覧頂けると幸いです。

一回目の器を使った朝ごはんは、お店がお休みの少しいつもよりゆっくり時間がある日の朝ごはんです。

でも朝は保育園へ送っていくので、いつも通り慌ただしい朝の始まりです。
長男・次男はそれぞれ学校へ登校です。
保育園へ送り届けて帰宅しての少し遅れた朝ごはんですが、今日は楽しみにしていた朝ごはんなのです。

今日の朝ごはんは徳島・北島町にあるスパイスを使ったパンや焼菓子を作っている「kuchen（クーヘン）」さんの「ひよこ豆とツナサワークリームサンド」でスパイスをチャージです。
ひよこ豆の食感、サワークリームと黒胡椒でサッパリとした中に、ケーパーがアクセントなサンドでした。

徳島・佐那河内村にある「山神果樹薬草園」さんの柑橘コーディアル（伊予柑）を炭酸割りで。
こちらは松山油脂株式会社が徳島・佐那河内村（徳島市内より車で約30分）につくった、すだちや柚子などの和柑橘を育てる農園、それらを使った商品が並ぶファクリーショップ、精油、ジュース加工、調理なども行う複合施設になります。
ご自宅用はもちろん、お土産としてお選び頂けたり、最近では県外に住む方へのプレゼントにもお選び頂ける機会も増えてきた人気商品です。

柑橘コーディアルは精油や果汁を搾った後、まだまだ香味をたっぷり残している和柑橘（伊予柑・柚子）に氷砂糖を重ね、熱は加えず攪拌すること４日間。
柚子は強い酸味と甘みが絶妙に混ざり合い、甘酸っぱくて香り高い砂糖漬けができます。
伊予柑は柚子に比べると酸味が少なく甘味が強く仕上がっています。

それにゆっくりと圧をかけ、搾り出したのが「柑橘コーディアル」、濃縮シロップです。

水や炭酸で5～7倍に割って飲んだり、牛乳や豆乳で割ったり、ヨーグルトやバニラアイスとの相性も抜群です。
冬はお湯で割って飲んで頂くのもオススメですよ。

HASAMI PORCELAIN　プレート220（ナチュラル）
Common　デザートフォーク
Bormioli Rocco　ボデガ 370cc

HASAMI PORCELAIN（ハサミポーセリン）はご存知の方も多いかもしれませんね。
こちらは約400年もの歴史ある器の産地、長崎・波佐見焼のうつわです。
波佐見焼の老舗・西海陶器とL.Aを拠点に活躍するデザイナー篠本拓宏氏から2013年に始まったテーブルウェアブランド。
一定のモジュールで作られた器はスタッキング（重ねる）しやすくデザインされ、シンプルさの中に、しっかりとデザインと機能性を考えらた器になります。
食器棚へも収納しやすいのもポイントです。

ナチュラル・クリア・ブラックの3色で展開されていますが、ナチュラルのみ、無釉薬の焼き締めで作られています。
ナチュラルとブラックは使っていくと、徐々に風合いや表情も変わってくるので、毎日使いたくなる器ですね。
今回は22cmのプレートでワンプレートにしてみました。
しっかりと盛り付けできて、朝食〜夕食まで、幅広いシーンでお使い頂きやすい、オススメのサイズです。

カトラリーはCommon（コモン）です。
Commonも同様に西海陶器とプロダクトデザイナーの角田陽太氏により2014年にスタートしたテーブルウェアブランドです。
Commonも器は波佐見焼になります。
今回、使用しているカトラリーは新潟県燕市で作られています。
時代に左右されずどんな料理にも合う、シンプルで普遍的なテーブルウェアのCommonのカトラリーは、とても指のかかりが良く、いつの間には我が家のカトラリーはCommonばかりになっています。

グラスはヨーロッパの老舗ガラス食器ブランドであるボルミオリ・ロッコのボデガグラス。

全面強化ガラスで耐熱性も高く、電子レンジまで対応している優れものです。
温かい飲み物や冷たい飲み物と幅広く使え、グラスを新生活などでお探しの方には、是非、候補に入れてみてください。
我が家はアイスコーヒーやお酒（ビールなど）も、よくボデガのグラスで飲んでいます。

改めて見てみると、デザインや機能性のバランスのいい器が好きな店主だということが分かりました。。。

お店でセレクトさせて頂いている器や雑貨などもデザインや機能性のバランスは、気にかけている部分ではあるので、その部分が我が家にも反映されていますね。。。

シンプルな器は料理が引き立ち、永くお使い頂きやすいと思います。
絵付けはありませんがデザインや釉薬の表情などでグッと雰囲気も出てきます。

器を絵のキャンバスとして考え、いろいろな料理を盛り付けて頂きながら、楽しくお使い頂けると嬉しいです！

皆さんにご覧いただけるような朝ごはんではないかもしれませんが、次回もお気に入りの器を使った朝ごはんをご紹介させて頂きますので、宜しければご覧頂けると幸いです。

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