奥深い味わいに感激「鶏とごぼうの炊き込みごはん」レシピ

真藤舞衣子さん『煮もの 炊きもの』より vol.5
2017.02.03

煮もの 炊きもの』特集5日目、最終日の今日は「鶏とごぼうの炊き込みごはん」です。鶏のうまみとごぼうの香りがたまりません。このレシピでは鍋で炊いていますが、炊飯器でも作れますので、ライフスタイルに合う調理法でお試しください。


鶏とごぼうの炊き込みごはん

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材料(3~4人分)

米…2合
ごぼう…30㎝
鶏もも肉…1枚
塩…ひとつまみ
酒…大さじ1
A  水…360ml、みりん・しょうゆ…各大さじ2、塩…小さじ1/2
昆布(5㎝)…1枚

レシピ


米をといでざるに上げ、30分ほどおく。鶏肉は筋を除き、厚みを半分に切り開いて1㎝角に切る。ボウルに入れて酒、塩をふり、10分ほどおく。


ごぼうはささがきにして水にさっとさらし、水けをきる。


鍋に米、Aを加えて軽く混ぜ、昆布、②、鶏肉の順でのせてふたをし、中火で熱する。煮立ってきたら弱火にして15分炊き、火を止めてそのまま10分蒸らす。


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Memo
ごぼうの香りを生かしたいので、切ったあとに水にさらしたらすぐにざるに上げてください。鶏肉は酒と塩をふることで雑味が抑えられ、生のまま米と炊いてもおいしく作ることができます。好みで油揚げの細切りを加えてもおいしいですよ。

煮ものをおいしくしてくれる調味料

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「しょうゆ」

用途により「しょうゆ」と「薄口しょうゆ」を使い分けています。食材にあまり色を付けずにしっかり味を含ませたい場合は、薄口しょうゆが最適。しょうゆよりも色や香りが薄く、塩分が濃いことが特徴です。


photo:福尾美雪

 

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Profile

真藤舞衣子

Maiko Shindo

料理家。東京生まれ。会社勤務を経て、1年間京都の大徳寺内塔頭にて茶道を学び、畑作業や土木作業をしながら生活をする。その後、フランスのリッツエスコフィエに留学し、ディプロマ取得。東京の菓子店での勤務を経て、赤坂にカフェ&サロン「my-an」を開店する。6年半営んだ後、山梨と東京の二地域居住を開始。料理教室や食育活動、レシピ・商品開発などを行っている。2014年には山梨に「my-an」を再オープン。やまなし大使でもあり、移住などの支援も行っている。著書に『和えもの』『ボウルひとつで作れるこねないパン』(ともに主婦と生活社刊)など。
http://my-an.com

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