【集中連載vol.3】 ハンバーグはボーナスステージ
我が家の中でも人気のハンバーグのレシピについて書きました。
ちょっと驚くような作り方をするハンバーグです。笑
料理教室SPICEUPを主宰する桑原亮子です。
6月28日に著書、『予約の取れない料理教室SPICEUPの作りたくなる日々のごはん』を出版いたします。
著書の中から少しだけレシピを紹介させてもらっています。
さて今日は、ハンバーグのレシピについて。
「ハンバーグの試作期間はオレにとってのボーナスステージやねん。」
ハンバーグが大好きな、まん丸顔の次男がほっぺを赤くして嬉しそうにそう言いました。
毎回、結構な回数の試作をするので、家族の食事が試作中心になることもしばしばの我が家。
この時期はとにかくハンバーグを何回も作りました。
作るのが面倒なものの代名詞のようなハンバーグ。
でも家族が好きだったり、自分自身もたまに食べたくなるのがハンバーグだったりするわけで、
できるだけストレスなく、おいしく作れるポイントを追求したのがこのレシピです。
私のハンバーグレシピは
〇玉ねぎは炒めない。
〇肉を捏ねない。
〇ハンバーグを蒸し焼きにしない。
と、従来のハンバーグの作り方とは違って、かなりミニマムな手間で作っていくレシピです。
我ながらとてもストレスなく作れるレシピだったので、度重なる試作も片づけも苦痛ではありませんでした。
そして、ハンバーグ好き次男が、毎日おいしそうに炊き立ての白米と一緒に私のハンバーグをほおばっていたことが思い出されます。
「うまい!」って、一言が毎日のように聞けて嬉しかったし、美味しそうにハンバーグを頬張るまん丸顔が見られて楽しかったな。
仕事が忙しくても、この顔を見られたらまた頑張れる。
私にとってもハンバーグの試作期間はボーナスステージだったのかも。
とにかく自慢のハンバーグレシピです。
ぜひ、チェックして作ってみてくださいね。
こねないハンバーグ
材 料 (4 人分)
合いびき肉 ... 300g
バター(無塩)... 20g→ 常温にもどして5mm角に切る
A → 混ぜ合わせておく
玉ねぎ... 1/2個→みじん切り
パン粉 ... 大さじ6
卵...1個
塩 ... 小さじ1/2
黒こしょう ... 適量
[ソース]→混ぜ合わせておく
トマトケチャップ ... 大さじ2
中濃ソース... 大さじ2
酒 ... 大さじ2
しょうゆ ... 大さじ2
みりん ... 大さじ2
油 ... 適量
エリンギ ... 適量 → 手で裂く
作り方
1 フライパンにひき肉を入れてバターを加え、手早く混ぜ合わせる。
2 Aを加えて混ぜ合わせ、4等分する。手に油をつけ、肉だねの表面をなめらかにしながら、だ円形に成形し、フライパンに並べる。
3 2を中弱火にかけ、焼き色がつくまで5 ~ 8 分焼いたら裏返す。ふたをして弱火で7~8分加熱し、竹串を刺して透明な脂が出るようになったら、器に盛る。
4 3 のフライパンにソースを入れ、ひと煮立ちさせて混ぜ、3にかける。ソテーしたエリンギを添える。
撮影/伊藤徹也 スタイリング/佐々木カナコ
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Profile
桑原亮子
料理家。通訳や翻訳などの仕事に従事したのち、料理好きが高じて料理教室SPICEUPを立ち上げる。現在は東京と大阪のアトリエでの対面レッスンおよびオンラインレッスンで、スパイスやハーブなどを取り入れた新しい家庭料理のレシピを提案している。3人の子どもを持つ母親でもあり、日々の食事作りで培った作りやすいレシピが人気を集めている。レシピ提供や商品開発、テレビ出演など幅広く活躍中。
https://spiceup-world.com/
Instagram:@spiceup_world
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