【集中連載vol.4】ビールと生姜の佃煮の話。

5日間レシピ特集
2024.06.27

 副菜やつまみが食卓に並ぶとなんだか少し幸せな気分になります。
今回は偏愛するおすすめの副菜&つまみレシピをご紹介します。  

 

料理教室SPICEUPを主宰する桑原亮子です。 
6月28日に著書、『予約の取れない料理教室SPICEUPの作りたくなる日々のごはん』を出版いたします。  
5回に渡って、著書の中から少しだけレシピを紹介させてもらっています。
今日は早くも4日目です。 
 

 

1日目の自己紹介にも書きましたが、一日で一番好きな時間は晩酌の時間です(つまり単なる酒飲み)。  

どんなに疲れていて帰宅しても、単純な私はビールをプシュッと開けて、お気に入りの副菜やつまみをちょこちょこっと用意したらご機嫌になれます。  

著書の中には、私が普段作っている副菜とつまみのレシピも多数掲載されています。 

  

そのなかで今日ご紹介するのは、何年も我が家で作り続けている「生姜の佃煮」のレシピです。  

生姜を丸ごと使って作るこのレシピはしっかりとした味付けで、作り置きのおかずにも向いています。  

この料理のネタ元は実は夫なのです(彼は覚えていないでしょうが)。  
私に負けず劣らず、酒好きで料理好きな夫は、たまにおいしそうなレシピをどこからともなく見つけてきては私に教えてくれます。  

夫「このレシピおいしそうじゃない?」  
私「おお!いいじゃん。作ってみようよ!ていうか、作って頂戴。笑」  

そんな、夫婦の不思議なやり取りが長年続いていています。 
このレシピが我が家の定番になってから10年以上、なんだかあっという間。  

さてさて、話をもとに戻しますが、 
生姜の佃煮はそのまま食べるのも美味しいのですが、冷ややっこにのっけたり、卵焼きに入れたりと、ご飯に混ぜ込んでおにぎりにしたりといろいろなアレンジが楽しめます。  

見た目は地味なのですが、私の大のお気に入り。  
我々の定番がおつまみの皆さんの乾杯のお供になってくれますように!  

しょうがのつくだ煮

材料(作りやすい分量)

しょうが…約80g →せん切り
しめじ…1パック →石づきを落としてほぐす

A → 混ぜ合わせておく
 しょうゆ…大さじ1と1/2
 みりん…大さじ1と1/2
 酒…大さじ1
 砂糖…小さじ1

油…小さじ2

 

作り方

1 フライパンに油を熱し、しょうがとしめじを入れてしんなりするまで中火で炒める。
Aを加え、汁けがなくなるまでじっくりと煮詰める。

 

撮影/伊藤徹也 スタイリング/佐々木カナコ

◆集中連載◆料理教室SPICEUP・桑原亮子のおいしいの作り方の記事はこちらから

 

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Profile

桑原亮子

KUWABARA RYOKO

料理家。通訳や翻訳などの仕事に従事したのち、料理好きが高じて料理教室SPICEUPを立ち上げる。現在は東京と大阪のアトリエでの対面レッスンおよびオンラインレッスンで、スパイスやハーブなどを取り入れた新しい家庭料理のレシピを提案している。3人の子どもを持つ母親でもあり、日々の食事作りで培った作りやすいレシピが人気を集めている。レシピ提供や商品開発、テレビ出演など幅広く活躍中。
https://spiceup-world.com/
Instagram:@spiceup_world

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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