海の恵みをいただくということ

〜「ao+水玉／アオトミズタマ」より〜　vol.22

今年も届きました。
イラストレーター矢田勝美さんのご実家の漁業、伊勢湾奥でとれる最高級のり「やだのり」。

最も美味しい最高級の海苔は、海からはじめて摘み上げられた一番摘みの海苔。そのわずかしかとれない最高級の初海苔（1番摘み海苔）で味付け加工した味付けのりです。
口の中に入れたらとろける芽の柔らかさと上品な味わいで、初めて食べたときの感動が忘れられません。

そのままおやつとしてもお酒のあてに。白米にはもちろん最高。サラダやパスタにも！一度食べたら病みつきです。

やだのりと合わせて、是非読んでみてほしい1冊の本もご紹介します。

「いのちをつなぐ海のものがたり」
三重県の伊勢湾奥の鈴鹿で漁業に従事する矢田さんの家族をモデルに、海を相手に働く漁師たちの暮らしや、漁に出た家族の無事を祈る家人の姿、自然と向き合う知恵などリアルで鮮やかな写真と矢田さんの優しいイラストや素直な言葉で綴られた1冊です。

今年は暖かい気候もあってか、海苔は不作だったり採れる量も少なくてと...。海苔だけではなく、海のもの全体が採れていないと伺いました。自然を相手にして自分の力ではどうにもならないけれど今あるものが当たり前ではないということ。つくる人の愛や努力、ご苦労があって、カタチとなる。その想いに感謝を忘れてはいけないなと改めて感じました。日々当たり前にいただいている海の恵みのこと。実際に読んでみると知らないことばかりでした。
海の恵みが日々どのように海からやってくるのか、良かったら家族みんなで読んでほしいなと思います。

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