ハッシュドビーフと自家製ドリンクの朝ごはん

器店主の朝ごはん
2024.08.10

「うつわと焼き菓子 うみとじかん」坂本和歌子さん vol.2

 

こんにちは。8月の「器店主の朝ごはん」コラムを担当しております「うつわと焼き菓子 うみとじかん」の店主 坂本和歌子です。
2日目の朝ごはんです。どうぞよろしくお願いいたします。

今日は私たち夫妻が営んでいる宿「HAJIMARI Beppu」に試泊をした日の朝ごはんです。月に1度ほど、お客様がどのようにお泊まりくださっているのか実際体験するために自分の宿に試泊してみます。
「HAJIMARI Beppu」では6室の客室があるのですが、全て異なる別府大分エリアで活動するアーティストの作品を展示しています。どのアートも私たちの宿のために特別に制作していただきました。それなので、毎回違う部屋に泊まってくださる常連のお客様もいらっしゃいます。
今回試泊した部屋は、私、坂本和歌子の作品を展示している部屋です。



この朝は珍しく打ち合わせが無く、少しゆっくりの朝ごはんができたので宿の一階にある「喫茶ゆあみ」で試作を重ねているハッシュドビーフと、雑穀米のご飯、グリルした無農薬のお野菜をたっぷり。
飲み物はできるだけ温かいものを取りたいのでホットの甘夏自家製ドリンク、自家製のラッシーです。

 


ハッシュドビーフにもスパイスが入っており、体の中から元気になります。こちらもワタナベマキさん監修ですよ。

 


大分名産のかぼすでシロップを作り、カルダモンも少し潰して、こちらもヨーグルトに入れ、とても香りがいいラッシーができました。スパイスは使い方によって癒されたり、元気になったり知れば知るほど奥深いです。
もうひとつは大分産の甘夏ドリンク。フレッシュな味がたまらない、甘酸っぱい味になりました。

 


私は作家として、日常のうつわを作ることが好きなのですが、ウォールアートや大きなテーブルなどのアート作品も作ります。各地のホテルやお店で飾っていただいたり、個人の方にご購入いただいたり、さまざまです。
この部屋には、地球のエネルギーが湧いている温泉地別府をテーマにしたウォールアート『湧く』が展示されています。

 


テーブルの向こう側に置いている手ぬぐいですが、私が手ぬぐいが好きすぎて自分でデザインしてつくったうつわ手ぬぐいです。すぐに乾くし、軽く薄く小さくまとまるので機能的にも素晴らしいし、デザインもかわいいものがたくさんある手ぬぐいが大好きなのです。
うみとじかんでは2種類の手ぬぐいを作りました。「うつわ手ぬぐい」と「焼き菓子手ぬぐい」です。
どちらもわたしのうつわ愛と焼き菓子愛が溢れているデザインになっています。

 


各部屋にはキッチンや洗濯機が付いていて長期滞在にも向いています。キッチンのタイルや食器は全て私が作ったものたちです。

 


お気に入りのうつわが欠けてしまったら私はできるだけ金継ぎをして使います。好きな器は年月を重ねて大切に育てるように使っていくと、だんだん風合いが出てきて自分だけの器になっていき、愛着もひとしおです。
誰でもできる簡単な金継ぎキットもありますので、是非チャレンジしてみてくださいね。

 

→「うつわと焼き菓子 うみとじかん」の記事はこちらから
→その他の『器店主の朝ごはん』はこちらから

うつわと焼き菓子 うみとじかん

大分県別府市千代町5-1
TEL:0977-76-8762
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水曜日
https://umitojikan.com
オンラインショップ:https://umitojikan.stores.jp
Instagram:@umitojikan

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