素敵な器を使った朝ごはんコラム、12月担当は鎌倉の「うつわと手仕事 廻り道」

器店主の朝ごはん
2024.12.05

はじめまして。こんにちは。
12月のコラムを担当させていただきます「うつわと手仕事 廻り道」の店主の峯山真里奈と申します。



今回はお店の紹介をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
2022年春に、神奈川県鎌倉市の大町というエリアに『うつわと手仕事 廻り道』の、店舗をオープンいたしました。



それまではなかなか納得のいく場所に出会えず、鎌倉の飲食店の棚を借りたり、商店街の一角で間借り販売をさせていただいたり、鎌倉の地域の人が集まるイベントに出店をしていました。



そんな期間を2年弱過ごし、地元の方々に知っていただけるようになって場を持つことを決心し、現在の店舗を構えることとなりました。
鎌倉は有名ですが大町というエリアは、観光客の方が多いというよりは、鎌倉に根付いて住んでいる方が多いエリア。この場所に店を構えることにしたのは、目的地までの廻り道や、お家に帰るまでの廻り道に寄ってほしいという想いからこの場所を選びました。
ゆっくりじっくり商品を手に取り、「お家に連れて帰ったらどんな風に楽しもうかな。」と自分と向き合ってお気に入りを見つけていただけたら嬉しいです。
お店にならんでいるモノたちは、店主が心惹かれた選りすぐりの作家もののうつわや、作り手の手仕事ばかりです。
その土地でしか作れないもの、その人にしか作れないものを展開しています。



セレクト基準はその土地の実態にあった、土や水、木などその土地の自然由来の素材を生かし作られた物であることや、長年使い続けられる、一過性ではなく、永続性のあるものとしています。
使い手が長年愛し続けていられるよう努力したくなる、大切にしたくなるようなものであることを基準としています。


『目に見える物語だけでなくモノのそのさきの価値に、気づいて大切にする人を増やしたい。』

お店では、定期的に藁細工ワークショップや、金継ぎ一日体験などを行っています。
作り手を招き使い手を繋げる場となっていくことで、手仕事がどのように作られているのか、どんな素材でできているのかを知ってもらいます。
自分で作ったらこんなに大変とか、作っていく過程を知ってより大事に使ってほしいです。

廻り道はここでしか味わえない、一期一会の作り手との出会いを楽しんでいただく、そんな空間でありたいと考えています。
現在は、月に一度作家さんの個展や企画展を開催しています。


2025年1月は岡山県の陶芸作家 古川まみさん。



2月は愛知県の陶芸作家 加賀美円さん。


3月は石川県の磁器作家 ドウガミスミコさん、の個展を予定しております。

また、お店のInstagramアカウントにて詳細を告知していきますので楽しみにしていただけますと幸いです。
遠方の方向けにオンラインショップも運営しております。そちらも合わせてお楽しみください。
それでは、一か月間我が家の朝ごはんのご紹介、よろしくお願いいたします。

 

 

→「うつわと手仕事 廻り道」の記事はこちらから
→その他の『器店主の朝ごはん』はこちらから

うつわと手仕事 廻り道

神奈川県鎌倉市大町2-8-14
定休日:不定休のため来店の際は営業カレンダーを確認
営業時間:平日12:00-16:00、土日祝12:00-17:00
mail:mawarimichi.mm@gmail.com
https://mawarimichi-mm.stores.jp
Instagram:@mawarimichi_mm

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ