夜の仕込みでリフレッシュ、わが家の大きめお稲荷さん
「うつわと手仕事 廻り道」峯山真里奈さん vol.2
こんにちは。神奈川県鎌倉市で「うつわと手仕事 廻り道」という作家ものの器や、手仕事を扱う店の店主をしている峯山真里奈です。今日は三回目の我が家の朝ごはんをご紹介させていただきます。
この日の朝ごはんはおいなりさん。
お稲荷さんって本当に奥深いですよね。あまり美味しくなかったり、欲張って大きくなりすぎたりするのですが
それでもたまに作りたくなるお稲荷さん。
出汁との割合で全然味が変わってくるのでいつまでもしっくりくる味を追い求めて作っている気がします。作る日の前の夜に油揚げを無心で開いたり、煮込む時間が、心のモヤモヤのリセットタイムになるんです。
並べた時の達成感があり、盛り付けの見栄えも良く感じます。
ランチョンマットは山梨県の飯島たまさん。たまさんが和綿から育て、手織り、手縫いで作り上げた美しいランチョンマットです。
私は名古屋出身なので、愛知県岡崎市の八丁味噌を常備してお味噌汁は赤味噌派です。
お義父さんが作ってくれた坊ちゃんかぼちゃを煮ものに。つい最近出会えた静岡県の福西一記さん。うつわのフォルムがかっこ良くお野菜の色味がはっきりときれいに出ます。これからの活躍に期待です。
当店では、「ONE DAY KINTSUGI」という金継ぎの一日体験を講師の方をお招きして年に数回開催しております。一日で完成しますが、本漆を使ったフードセーフの材料にしていただいてるのでまた安心して使えるんです。
今回は私がお直ししたうつわに、盛り付けました。
より一層うつわの素朴さが増した気がして、気に入ってるんです。作家さんの作品に少しだけ自分も入り込めたような気持ちになって嬉しいんです。
お気に入りのうつわが割れてしまったときの絶望感ってとっても辛いのですが自分でお直しすることでより一層愛着が増しますね。この記事を読んでくださっている方で、お直ししたい食器棚に眠っているうつわがありましたら、ぜひ一緒に金継ぎ楽しみましょう。
●佐々木智也 (楕円皿/愛媛県)
●ソロソロ窯(楕円小鉢/北海道)
●酒井敦志之 (湯呑み/茨城県)
●水谷智美(小皿/佐賀県)
●陶工房しゅうと(四方皿/宮城県)
●田尾明子(片口/栃木県)
●阿部始漆器店(お箸/秋田県)
神奈川県鎌倉市大町2-8-14
定休日:不定休のため来店の際は営業カレンダーを確認
営業時間:平日12:00-16:00、土日祝12:00-17:00
mail:mawarimichi.mm@gmail.com
https://mawarimichi-mm.stores.jp
Instagram:@mawarimichi_mm
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