こころが整う朝ごはん 

器店主の朝ごはん
2024.12.21

「うつわと手仕事 廻り道」峯山真里奈さん vol.3

こんにちは。神奈川県鎌倉市で「うつわと手仕事 廻り道」という作家ものの器や、手仕事を扱う店の店主をしている峯山真里奈です。今日は二回目の我が家の朝ごはんをご紹介させていただきます。
我が家の時間があるときにゆったりと過ごす朝ごはんの定番メニューのご紹介となります。



サラダにウインナーに目玉焼きに、大好きな小豆トーストにバターをのせる、このワンプレートが我が家の大好きな朝ごはんの定番です。
ヨーグルトには姉が作ってくれた梅ジャムをのせて。
 
 
 

上 李將勲 小鉢
下 陶工房しゅうと 小鉢
この中嶋窯の八寸平鉢は、私が作家もののうつわに興味を持ち始めたきっかけとなっている大事なうつわです。

 
 
 

このうつわとの出会いは私が前職でうまくいってなかったころ心をすこし病んでしまっていて暮らしを整えることから、変えていこうとうつわ屋さんを巡っていたんです。そのときに出会ってこの大きなお皿で、料理をする力も沸いたし、なにより食事もどんどん進んですごく心が晴れやかになっていったんです。人間の本質であるまずは暮らしを整えること、それは自分自身の健康につながることをこのうつわに教えていただいたんです。
そのころのことを思い出していつも作り手の中嶋健一さんには感謝の思いでいます。
 
 

そして、そのころにブランディングディレクターの福田春美さんの著書「ずぼらとこまめ」を拝読し、自分なりに好きな生き方を見い出せ今があると思っています。
この本の中で、「あずき茶」が出てきます。あずき茶はあずきを煮だしてつくるその名の通りあずき茶なのですが、デトックス効果があるんです。

 
 

我が家でも、あずきをキッチンに常備していて、お気に入りの片手鍋で沸かしていただいています。

 
 
 
 
 

お気に入りのマグカップ
上 酒井敦志之
下 七尾うた子
なんてことない暮らしの風景だけど、これが私のこころを整える大事な時間です。
日々子育てにてんやわんやし、一日一日が目まぐるしく過ぎていくけれど、時には立ち止まって美味しいものと向き合う時間が必要、それには何年も大事にしてきたお気に入りのうつわたちが寄り添ってくれているんだなと改めて感じた朝ごはんなのでした。

 

●中嶋窯 (八寸平鉢/秋田県)
●伊賀あたため鍋(伊賀焼/三重県)
●七尾うた子(マグカップ/滋賀県)
●酒井敦志之(鎬マグカップ/茨城県)
●陶工房しゅうと(小鉢/宮城県)
●李將勲(小鉢/奈良県)
●佐々木智也(箸置き/愛媛県)
●阿部始漆器店(お箸/秋田県)
 
 

 

→「うつわと手仕事 廻り道」の記事はこちらから
→その他の『器店主の朝ごはん』はこちらから

うつわと手仕事 廻り道

神奈川県鎌倉市大町2-8-14
定休日:不定休のため来店の際は営業カレンダーを確認
営業時間:平日12:00-16:00、土日祝12:00-17:00
mail:mawarimichi.mm@gmail.com
https://mawarimichi-mm.stores.jp
Instagram:@mawarimichi_mm

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