素敵な器を使った朝ごはんコラム、1月担当は荻窪の「Art+stellas器物家(アステラスどうぐや)」

器店主の朝ごはん
2025.01.02


2025年1月の「器店主の朝ごはん」を担当させていただく、暮らしに寄り添う手仕事の店「Artstellas器物家(アステラスどうぐや)」の武田直子です。1ヶ月間よろしくお願い致します。


 


日々暮らしで使う器を中心に、カゴ、布など作り手の真摯な手仕事をご紹介し、暮らしの中にそっと寄り添うような存在になれたらという思いで開店して16年になりました。全国の作り手の元へ伺い、直接作品をいただいています。



常設展示のほかに作家それぞれにスポットを当てた作品の全体像を見ていただく企画展を月1ペースで開催しています。
在廊する作家とお客様が直接お話し、使い心地や作品のリクエスト、また作家から聞く製作秘話など、お互い器やくらしにまつわる話を持ち寄ることで、日々の器使いがより楽しくなる機会になっているかなと思っています。


お店のある東京都杉並区荻窪は代々住む人も多い静かな住宅街で、元首相近衛文麿の旧居を公園にした荻外荘(てきがいそう)公園をはじめ公園も多く十字路の角にある当店を右に曲がると太田黒公園、まっすぐ進むと杉並区中央図書館と読書の森公園があります。
そして、文人が多く住む町としても知られています。古くは井伏鱒二や、太宰治、与謝野晶子、今も町を歩けば現在も活躍する方をお見かけすることもあります。



石井桃子さん(くまのプーさんの翻訳でもお馴染み児童文学、翻訳家)のご自宅の一部を文庫としたかつら文庫が当店の近くにあり、現在も我が家の子供も含めたくさんの子達が通っています。
文化の香りと、のんびりした空気に包まれた荻窪の町に遠くからお店にいらしてくださる方々には、そのまま公園や昭和レトロな建物散策される方もいらっしゃいます。


店の前の明治天皇荻窪小休処。


そして次回よりご紹介させていただいく朝食ですが、我が家は両親、私と夫、子ども2人の3世代6人と大勢。
そして中学生の息子はお弁当持参で朝早く、小学生の娘もクラブの朝練と時間もバラバラです。
そのため簡単な朝ごはんですが、作家さんたちのうつわに助けられ、美味しく、そして賑やかな食事の時間を過ごさせていただいています。そんな様子をご紹介させていただきたいと思います。

 

 

→「Art+stellas器物家」の記事はこちらから
→その他の『器店主の朝ごはん』はこちらから

Art+stellas器物家(アステラスどうぐや)

東京都杉並区荻窪4-25-9
TEL:03-3393-4448
営業時間:12:00〜19:00
定休日:日曜・祝日
http://www.artstellas-douguya.com
Instagram:@artstellasdouguya

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