アスパラの旬はまもなく!「ポーチドエッグのせアスパラのミラノ風」レシピ

中村奈津子さん『ミックスサラダ』より vol.3
2017.04.12

春爛漫ですね。新生活や習い事を始めた人、衣替えやお部屋の模様替えで気分転換した人、子どもの学校行事で忙しい人…、いろいろな変化を積極的に楽しみたくなる季節です。食卓にも、新しいレシピを加えてみてください。今週ご紹介するのはサラダ。カラフルな食材を使って、混ぜていただくミックスサラダは食卓が華やぐうえに、お腹の満足度も十分。
東京・銀座の名門料理教室、田中伶子クッキングスクール校長で、海外生活も長い中村奈津子さんの書籍『ミックスサラダ』(今年3月発売)に載っている、おもてなしにも使えるおしゃれなメニューのレシピを、毎日1つずつご紹介しますね。ぜひこの春の新定番に!

 

独特の食感と香りで、ゆでてよし、焼いてよしのアスパラガスの旬は4月下旬から6月頃。おいしいアスパラガスの見分け方は……

●穂先が閉じて、ふっくらしているもの
●すっと上にまっすぐ伸びているもの
●根元の切り口が正円
●三角のはかまが正三角形で、均等に並んでいるもの

アスパラガスは新しければ新しいほどおいしいので、鮮度が大事。できれば買ってきたその日に食べてほしい野菜です。太さや細さは味に関係ありませんが、親指くらいの太さがあるものは皮も厚く、根元から下2/3ほどはピーラーで皮をむいて使いましょう。
ちなみにホワイトアスパラガスは、グリーンのものよりも皮が厚いので、しっかりむくことと、加熱するときも長めにしてやわらなか食感を楽しんでください。

今日は、旬のアスパラガスを使ったサラダをご紹介しますね。

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ポーチドエッグのせアスパラのパルメザン風

焼いて自然な甘みを引き出したアスパラに、ポーチドエッグのとろりとした黄身をソースのようにからめて食べます。チーズのコクとうまみも加わった濃厚な味。

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【材料(2人分)】
アスパラガス…6本 → はかまをとる
塩・こしょう…各少々
卵…2個
酢…少々
パルメザンチーズ…20g →すりおろす
レモン(くし形切り)…1/8個
オリーブオイル…大さじ1

【作り方】
1 鍋に湯を沸かして酢を入れ、卵を割ってそっと落として50秒ほどゆでる。半熟のポーチドエッグができたら、ペーパータオルにのせて水けを吸わせておく。
2 フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、アスパラガスを焼いて、塩、こしょうをふる。
3 器に2を盛って1をのせ、パルメザンチーズをかけ、レモンを添える。

 

photo:公文美和

←その他の中村奈津子さんのレシピはこちらから

『ミックスサラダ』中村奈津子著 主婦と生活社刊 定価:本体1200円+税

Profile

中村奈津子

Natsuko Nakamura

50年以上続く東京・銀座の人気料理教室、田中伶子クッキングスクール校長。NPO日本食育インストラクター1級。わかりやすい講義、素材選びの確かさ、繰り返し作りたくなる味つけ、盛りつけの繊細さに定評がある。日本女子大学食物学科卒業後、ニューヨークのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミーで学び、香港駐在中には中華料理も習得。食に関する国際的な知識と経験が豊富で、企業への食関連の商品開発アドバイスにも積極的なほか、テレビ番組のグルメコーナーにも多数出演中。本年3月に初の単独レシピ本『ミックスサラダ』(主婦と生活社)を出版。
田中伶子クッキングスクール http://www.tanakacook.com

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