食べるとシャキッと!元気の出るうめぼし「梅干しの松本農園」

今日のひとしな
2025.04.24

〜「Repos de midi/ルポデミディ」より vol.24〜



みなさん、こんにちは。 「Repos de midi」の西尾です。4月に入り、桜が咲き始めましたね。気温が不安定だった3月に比べ、春らしさを感じる日が増えてきました。春といえば、新しい生活の始まりの季節。進学や就職、転勤などで環境が変わる方も多いのではないでしょうか。
僕自身も、この時期はワクワクと緊張が入り混じる季節でした。心がそわそわして、どこか落ち着きのない日もあったり。
そんなとき、ふっと気持ちをニュートラルに戻してくれるものがあります。お気に入りのドリンクやお菓子、小さなご褒美のような存在。



今日は、日常の隙間の“ほっとする時間”に寄り添ってくれる、僕の大好きな常備菜。
「うめぼしの松本農園」さんの梅干しをご紹介します。松本農園は、三重県御浜町で紀州南高梅を育てる梅農家さん。この地域は温暖で雨が多く、その気候のおかげで皮が薄く、果肉がたっぷり詰まった梅が育ちます。
特徴的なのは、完熟して自然落下した梅だけを使っていること。木の枝から離れる寸前まで栄養を蓄えた梅は、ストンとネットに落ち、そこから一粒ずつ人の手で丁寧に収穫されます。 これがなかなかの重労働らしく、「時給を上げても次の年には来なくなるよ。」と松本さんが笑いながら話していたのを思い出します。



収穫された梅は、塩で漬け込まれ、天日干しへ。 松本農園の梅は皮が薄く繊細なので、すべての工程が手作業で行われます。手間暇かけて作られた梅干しは、どこか優しく、奥深い味わい。
店舗でもリピーターが多く、売り切れることもしばしば。「次の入荷はいつですか?」と尋ねられることも少なくありません。僕が特に好きなのは、塩だけで漬けた「しらぼしうめぼし」。 シンプルな昔ながらの製法ながら、口に入れるとしっかり梅の旨味が感じられる、極上のひと粒です。
忙しく働いた午前中、ふと疲れたとき。 店舗の冷蔵庫に忍ばせてある「しらぼしうめぼし」に手が伸びます。



口に含んだ瞬間、じんわり広がる塩味と酸味。 とろけるような果肉の柔らかさ。心がホッとほどけて、またもうひと頑張りできそうな気がしてくるんです。ほかにも、赤紫蘇風味の「しそうめぼし」、 かつおの旨味が染み込んだ「かつおうめぼし」など、種類も豊富。



小分けのパックもあるので、「まずは試してみたい」という方にもおすすめです。ぜひ、ひと粒からお試しください。

あなたの暮らしの中に、小さな「ほっとする時間」を。

 

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