「オウチノ道具」山口裕子さん vol.2

こんにちは。「オウチノ道具」の山口裕子です。2回目となる今回も ”現実”と”空想”の朝ごはんを紹介します。

◯ 現実の朝 ◯ ︎

今日は、いただきものがあった嬉しい朝です。いつもはコーヒーのみですが、小さなお菓子や甘いものをいただいたときは、午後のおやつ時間よりも朝に食べることが多いです。
おしゃれなパッケージが目を惹く広島のお土産「淡雪花」 と鎌倉の名店「ディモンシュ」の期間限定のコーヒー。一気に特別な朝になりました。

マグカップは、小坂梨絵さんのもの。ころんとしたかたちとまん丸な持ち手がかわいくて気に入っています。石を混ぜ込んだ土で制作されていて、石の粒感や鉄粉、釉薬の表情など、ひとつとして同じものはない唯一無二の作品です。
お菓子を乗せたのは、高橋つぐみさんの八角皿。小さなお菓子にぴったりです。ご自身で調合される釉薬は、たれおちるようなすじと粒が色味と相まって優しく温かな印象です。

◯ ◯ 空想 ◯ ◯ もしも、朝ごはんを作るなら。。

ポタージュスープの朝ごはん。

ちょうど良いタイミングで実家の父が作る野菜が届きました。春の定番のうすいえんどう豆とスナップエンドウがたくさん！
毎春作るふたつのお豆のポタージュスープを朝ごはんに。佐野未佳さんの高台先細鉢に盛ってみました。

うすいえんどう豆はさやから出して、スナップエンドウは３等分に切って、ひたひたのお出汁で柔らかくなるまで火を通します。柔らかくなったらブレンダーで撹拌して、牛乳を加え、塩こしょうで味をととのえたら出来上がりです。

スープの器は、樋口萌さんのリムボウル。キリッとした白に、呉須のブルーとお豆のグリーンがよく映えます！
まるぱんにつけながら。。。うすいえんどう豆の特有の青くささが好きです。

まるぱんは、大島久美さんのお花のかたちの小皿に。フリーハンドでカットされたお皿は、ちょっとしたゆるさがいい味わいとなっています。

ルイボスティーを入れたコップは、23n.（フーミン）さんのもので、サンドブラストで描かれたまるや線などの模様がゆるやかでいい雰囲気です。23n.さんの作品は、夏ごろに入荷の予定です。

◯ ︎◯ おまけ ◯ ︎◯

お鍋に少しだけ残ったスープを上野桃世さんの背の低いマグカップに移したら、こちらも白にグリーンが映えてこれまたいい感じに。
上野さんのマグと合わせるなら…と選びたくなったので、おまけです。選んだのは夜半製陶室さんのシンプルな21cmのプレート。ワンプレートでの朝ごはんにぴったりとなりました。

【愛用の器】
◯ 現実
マグカップ　小坂梨絵さん
八角皿　高橋つぐみさん

◯ ︎空想
リムボウル　樋口萌さん
花小皿　大島久美さん
コップ　23n.さん

◯ おまけ
マグカップ　上野桃世さん
プレート　夜半製陶室さん

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