お弁当の残り物を使ったワンプレート朝ごはん

器店主の朝ごはん
2025.09.06

「クラシノモト」田中美穂さん vol.1

こんにちは。2025年9月の「器店主の朝ごはん」を担当させていただきます器と暮らしの道具のお店「クラシノモト」の田中美穂と申します。毎日、手の込んだ朝食ではないのでお恥ずかしいのですが、器の紹介とともに日常の朝ごはんに1か月間どうぞお付き合いください。

若い頃は、朝食を食べない時もありましたが、最近は娘を送り出して1人でゆっくり食べる朝食の時間が大好きで、1日を気持ちよくスタートさせるための大切にしたい時間です。昼食をあまり食べない分朝はしっかり食べています。


毎日娘にお弁当を作っていますので、お弁当の残り物を朝食にすることが多いです。1回目の今回は朝食で1番多い、お弁当の残り物朝食です。時間がある時に常備菜を作り、朝は時間をあまりかけず作ります。娘はゴーヤも食べてくれますので、夏はゴーヤの出番も多いです。


朝食は小皿を使うことはほとんどなく1枚の器に色んな残り物を盛ってワンプレートにして食べることが多いです。こちらの器は最近出番が多い下村淳さんの器。


シンプルながらモダンさもある下村さんの器。どら鉢は何種類かのお料理を盛るのにも本当に適していますね。貫入の入り方も好きで、経年変化する器も個人的に好きです。


飯碗は、尾形アツシさんの刷毛目。尾形さんの器もヒビ粉引など経年変化を楽しめる器のひとつ。奈良の工房を訪ねた時の薪窯がカッコよかったのが鮮明に記憶にあります。尾形さんは来年個展も予定しております。
汁椀は、大分の木暮らし舎の豊田豪史さんのもの。数年前に漆の器を日常使いにしてある豊田さんの工房を拝見し、漆の器がグッと身近になった気がします。


箸置きは益子で作陶されてます寺村光輔さんのもの。こちらは糠青磁釉。他の釉薬の物もあり、その日の気分で変えています。寺村さんとは長いお付き合いで、2年に1度個展も開催しております。次回は来年の2月を予定しています。
お箸は山下亮太さん。六角で細く使いやすいお箸です。こちらは店頭で常に販売しており、オンラインでもご購入できます。

今回はお弁当の残り物というテーマの朝食でした。また次回もぜひお付き合いください。

 

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クラシノモト

福岡県久留米市通町105-21 2階
営業時間:12時〜17時
※OPEN日はInstagramを確認
https://shop.kurasinomoto.com
Instagram:@kurasinomoto

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