我が家の定番! 生ピーマンのごま豚汁【榎本美沙のみそレッスンvol.01】
料理家であり、発酵マイスターの榎本美沙さんが、愛してやまない“みそ”のレシピをご紹介。
いつものみそで、毎日の料理がもっとおいしく変わります!

こんにちは、料理家・発酵マイスターの榎本美沙と申します。
この度『榎本美沙のみそ本 からだが整う自家製みそ仕込みとちょっと新しいみそ料理』というおみその本を出すこととなりました。
みそは、料理家としても、私個人にとしても
とても大切な存在なので、
みその本はずっと出したいなと思いつつ、
今じゃない、これじゃない...と、
あれこれ内容を考えながら数年間温めながら過ごしていました。
ようやく、納得のいく1冊を、
納得のいくタイミングで出すことができます!
素晴らしいチームの皆さまとご一緒できました。
(ありがとうございます!!!)

この本は「少量のみそ仕込み」と、「ちょっと新しいみそ料理」の本です。
まず「みそ仕込み」。
こちらは少量で、特別な道具いらずのものをご紹介しています。
大きな樽や桶など不要、作り置きなどにも使える琺瑯容器を使って仕込んでいます。

そしてみそを使った「みそ料理」。
こちらはもちろん市販のみそで作ってもOK!
定番ではなく、ちょっと新しさのある料理をご紹介しています。
みそは和食のイメージですが、洋食や中華にも相性がよいのです!よい意味で主張がはげしくないので、素材の味を引き出してくれてコクがある味わいに仕上がります。
洋食のみそナポリタンやハンバーグ、グラタン、中華やエスニックのカレーや水餃子などもご紹介していますよ!



「みそは医者いらず」という言葉があるほど、栄養豊富なみそなので、
日々とっていきたいもの!幅広い料理に使えるので、飽きないのがまたうれしいところです。
この本のみそ料理の中には、「わが家のみそ料理」という章があって、
私が日々楽しんでいるわが家の定番をご紹介しています。
その中のひとつが「生ピーマンのごま豚汁」。
ピーマンを生で食べるのが好きなのですが (加熱しても好きですが…!)
そのシャキシャキ感は、おみそ汁に入れるときにお鍋にいれてしまうと、どうしてもなくなってしまう…!
だったらお椀に入れたらよいのでは、と作り始めたのがきっかけです。
細切りにしたピーマンをお椀に入れておき、アツアツの汁を注ぐ。
そうすると、ピーマンに少しだけ火が通り、でもシャキシャキの状態でおいしく食べられるんです。
ぜひおいしいピーマンに出会ったら、試してみてくださいね!

生ピーマンのごま豚汁
◼️材料 (2 人分)
豚バラ薄切り肉(3cm幅に切る)…80g
ピーマン(縦半分に切って横に細切り)…2個
しょうが(せん切り)…1 かけ
金すりごま(または白すりごま).…大さじ2
ごま油.…小さじ1
だし汁…2カップ
みそ…大さじ2
練りがらし…少々
◼️作り方
1 鍋にごま油、しょうがを入れて中火で熱し、豚肉を加えて炒め合わせる。肉の色が変わったらだし汁を加え、煮立ったら弱火にし、3〜4分煮る。みそを溶き入れ、ごまを加える。
2 器にピーマンを入れて1を注ぐ。練りがらしをのせる。
撮影/木村拓 スタイリング/久保田朋子
Profile
榎本美沙
料理家・発酵マイスター・国際中医薬膳師。会社員を経て調理師学校を卒業し、独立。シンプルで作りやすいレシピが人気を呼び、雑誌や書籍、テレビなどで活躍中。YouTube「榎本美沙の季節料理」はチャンネル登録者数39万人を超える。オンラインの料理教室「榎本美沙の料理教室 」では、発酵食品や季節の手仕事のレッスンが評判となっている。オリジナルブランド「tsumugi-te-」も立ち上げ、こだわりの詰まった食品が注目を集める。著書『からだが喜ぶ発酵あんことおやつ 』『榎本美沙のひと晩発酵調味料』(ともに主婦と生活社刊)、『毎日の発酵食材レシピ手帖 』(Gakken 刊) など多数。
YouTube:https://youtube.com/@misa_enomoto
Instagram:@misa_enomoto
HP:「ふたりごはん」https://www.futari-gohan.jp/
HP:「tsumugi-te-」https://www.tsumugite-store.jp/
HP:「榎本美沙の料理教室-発酵と季節料理-」https://online.misa-enomoto.com/
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