素敵な器を使った朝ごはんコラム、12月担当は練馬の日本の手仕事の店「ちゃらっぽこ」

みなさま、はじめまして。日本の手仕事の店「ちゃらっぽこ」店主の鈴木よりこと申します。12月の朝ごはんを担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
東京は練馬区の閑静な住宅街にあります職住一体型施設「欅の音terrace」にお店を構えて7年目。そこに暮らし、少しずつDIYを楽しみながらお部屋の一部を店舗スペースにしています。こじんまりしたお店ですが、お友だちのお家に遊びにくるように、気軽にお立ち寄りいただけたら嬉しいです。

2010年に副業として始めた「ちゃらっぽこ」は、もともとウェブショップのみのお店でした。とある雑誌で見た福島の美しい織物に一目惚れして、作り手さんに会いに行ったのがきっかけ。そこから、手仕事をめぐる旅が始まりました。

主に昔ながらの伝統や自然の恵みを大切に思う作り手の、温もりある手仕事の道具をご紹介しています。特に自然素材で作られたものは、先人の知恵がぎゅっと詰まった丈夫で美しいものばかり。「使って育てる」楽しみを、作り手の想いや背景とともにお伝えできたら幸いです。

実は、現在の場所にお店を構えるまでは、器の取り扱いはほとんどありませんでした。割れ物は発送が面倒というのもありましたし、日頃凝った料理も作らないのであまり興味がなかったというのが正直なところ。
ところが、年齢を重ねてくると食に気を使うようになり、良い素材を選んだり日々の献立が変化したりする中で、使う器も楽しむようになってきました。

そんな訳で、当店は器専門店ではないですし取り扱い作家も多くありませんが、毎日の気取らない食卓をちょっとだけ豊かにしてくれるすてきな相棒（器）を、次週からご紹介させていただきます。
お付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。

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