厳しい夏、しっかり食べて乗り切る朝ごはん

器店主の朝ごはん
2026.08.15

「MARKT SCHOLĒ(マルクトスコレー)」原純子さん vol.3


こんにちは、8月担当の「MARKT SCHOLĒ(マルクトスコレー)」原純子です。今回は夏らしく、涼を意識した朝ごはんにしてみました。夏野菜たっぷりの、ぶっかけ素麺です。


このところ四季が薄れ二季化が進み、夏の暑さがとにかく厳しい。私は元々は寒がりで冷房が苦手だったのですが、ここ数年は冷房なしでは寝られなくなってしまいました。食事も以前より冷たいものにする頻度が増えたように思います。


そんな訳で、メインはこの素麺です。しっかり冷やしたトマト、胡瓜、茗荷に、タンパク質を摂るべくツナも混ぜました。本当は大葉も欲しいところですが、使い切ってしまっていたので、この日はなし。
器は有田の大日窯、6寸リム深皿。夏はやはり磁器の出番が増えます。有田焼としては珍しい民藝の窯元で、暮らしに寄り添うシンプルで素朴な、使いやすい品を様々作っています。決して目立ちはしないけれど、久保トシエさんの絵付けが実は素晴らしいのです。数年前には今泉さんという若手も加わったので、彼女の仕事にもぜひご注目ください。


トッピングのネギも大日窯のそば猪口に。このそば猪口は前回の記事でヨーグルトに使っていたものと同じです。このようにいろいろ使えるのがそば猪口の良いところ。このほか、コップとしてお茶やコーヒーを飲んだりすることもあります。
味変のためのレモンは小鹿田焼の黒木昌伸さんのぐい呑みに。ぐい吞みや盃は、こうして豆鉢として使うこともできるので、実はお酒を呑まない方でも楽しめるアイテムなんですよ。


身体が冷え過ぎるかな?と、お茶はあたたかいものにしました。仕入出張の時に買ってきた、西表島の月桃茶です。湯呑はとある老舗工藝店で入手した、寒風春木窯のもの。昔の名工の物にはたくさんの学びがあるので、時折こうして使うことにしています。
この湯呑もシンプルに見えて、ポイントを押さえた骨格ある作りです。これがなかなか難しく、現代の作り手で出来ている人は案外少ないかもしれません。


あたたかいお茶を飲んだ結果、結局食後にはアイスコーヒーを飲みたくなってしまいました。大きめサイズのマグカップに氷をたっぷり入れて、濃いめに落としてアイスコーヒーに。大きめマグは夏にはこういう使い方で楽しんでいます。


この風見窯のマグカップは少し前の出張販売に合わせてお願いしたもの。いつもの風見窯と違う雰囲気のシリーズだったのでお客様の反応が心配でしたが、蓋を開けてみれば出張販売でも糸島の店でも大変好評でホッとしました。
定番の青磁も暑い夏にはぴったりなので、ぜひオンラインショップでチェックしてみてください。


ちなみに私はコーヒーが大好きなこともあり、カップ類を集めがち。ざっと今取り扱いのある作り手のマグを集めて撮ってみましたが、手仕事にハマって以来あちこちで買い求めたマグカップや湯呑、フリーカップ、グラスがほかにも山ほどあります。
今日はどれを使おうかとファッションと同じ感覚で選ぶのが、ささやかな楽しみ。これが高じて店を開くに至りました。店を始めてからは「これ欲しい…!」という欲は仕入れることで満たされたと自分に言い聞かせ、お客様優先を心掛けております。


さて、私が好きなのは器だけに限りませんで、日頃手に取るいろいろが気分よく使えるお気に入りであること、これが人生の豊かさに寄与すると信じています。例えば日々持ち歩くハンカチとか。例えば洗った器を拭く手拭いとか。
こちらは昨年から扱いはじめた染太郎こと山岸治親さんの型染めデザインのもの。1994年生まれの若手作家で、先人たちへのリスペクトはありながら、独特のユルさユニークさのある仕事が魅力的。年齢問わず人を惹きつけます。


九州初の企画展を嬉しいことに当店でさせて頂くので、気になる方はぜひHPSNSで詳細をご覧ください。夏らしくTシャツなどもありますよ。


今回も読んでくださり、ありがとうございます。
担当させて頂いた8月もいよいよ次が最終週です。最後までよろしくお願いいたします。

 

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MARKT SCHOLĒ(マルクトスコレー)

福岡県糸島市二丈深江8-3-10
TEL:092-332-8073
営業日:月・火・土・日(出張などで臨時休業あり/ブログやSNSを確認)
営業時間:11時〜17時
HP:https://marktschole.com/
ONLINE SHOP:https://marktschole.base.ec/
Instagram :@markt_schole

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