ワンプレートでちょっとずつ、おもてなしの余り物で豆皿と副菜のコーディネートを楽しむ朝ごはん

器店主の朝ごはん
2020.04.05

「うつわ ぬくもり」平出 杏さん vol.1

こんにちは。群馬県高崎市で「うつわ ぬくもり」という
器屋の店主をしております、平出 杏と申します。
2020年4月の1ヶ月間「器店主の朝ごはん」を担当させていただきます。

1回目は、おもてなしの余り物で豆皿と副菜のコーディネートを楽しむ朝ごはん。

普段からゲストを招くことの多い我が家。
友人が泊まりにくるときは、前日からピクルスや鶏ハムなどを仕込んでおき、
群馬県内や隣県の観光を案内した後お酒のアテにしてゆっくり大人の時間を楽しみます。

そんなおもてなしメニューの残り物を
翌朝にちょっとずつ盛り付けてワンプレートにすることがあります。

iwakaguさんの八角トレーは、
丸い豆皿との相性も良く、すっきり仕上がってくれるところがお気に入り。
朝ごはんというよりブランチの時間帯ですが、
カフェのランチのように、副菜をちょっとずつ、豆皿や豆鉢とコラボして楽しみます。
ちょっとしたサプライズ感が出るので、反応が嬉しかったりします。

ちなみに夜のアテはこんな感じ。だらだらと呑むお酒と会話が止まりません。

ミックスピクルスは、ガラス作家 木村明さんの漬物容器ガラスを使って。
仕込みといっても、前日夜にきゅうり、にんじん、パプリカ、ペコロス、プチトマト、じゃがいも、うずらの卵など、ざく切り&軽く湯通ししたお野菜を漬物ガラスに入れ、
お酢やスパイスなどを目分量で調合したピクルス液を沸騰間際で流し込み(熱い液をそのまま注げちゃう優れもの!)常温になったら野菜室にインしておくだけ。
簡単で美味しくできるので、重宝しています。

豆乳バナナジュースのタンブラーも木村明さんのもの。
容量があり丈夫で日常づかいにぴったり。わずかに入った斜線のゆれが飲み物を美味しく見せてくれます。

ピクルスを盛り付けているのは、藤本羊子さんのオーバルプレート。
藤本さんの「おはよーこ」の挨拶と一緒に投稿されるInstagramの素敵な朝ごはんにもいつもうっとりしています。

本日使った器たちです。

●スタメンワンプレート
・トレー:iwakagu 岩﨑翔さん八角トレー大(ぬくもりでお取り扱いアリ)
・豆皿かぼちゃサラダ:冨本大輔さん
・豆鉢トマトとナスとホタテのマリネ:ごめんなさい失念しました涙
・豆皿じゃがいものガレット:藤居奈菜江さん(〃)
・豆皿キャロットラペ:大谷桃子さん
・豆鉢サーモンとスプラウトのカルパッチョ:五十嵐正実さん(〃)
・豆皿うずらのたまごサラダ:辻和美さん

●サブワンプレート
・豆皿じゃがいものガレット:大谷焼
・豆皿キャロットラペ:花虎窯 武曽健一さん(ぬくもりでお取り扱いアリ)
・豆鉢サーモンとスプラウトのカルパッチョ:Su-nao home 松本圭嗣さん(〃)
・豆皿うずらのたまごサラダ:竹内靖さん

●その他
・一夜漬け容器ガラス:木村明さん(ぬくもりでお取り扱いアリ)
・豆乳バナナジュースグラス:木村明さん(〃)
・ピクルスのプレート:藤本羊子さん(〃)、赤堀友美さん
・箸置き、カトラリーレスト:Su-nao home 松本圭嗣さん(〃)
・カトラリー:机上工芸舎さん(〃)、竹俣勇壱さん(〃)
・おうち宝箱(楊枝入れ):藤居奈菜江さん(〃)
・花器:金津沙矢香さん(〃)

●夜のアテ
・アジのカルパッチョ:崇心さん(ぬくもりでお取り扱いアリ)
・じゃがいものガレット:伊藤豊さん(〃)
・キャロットラペ:田中陽子さん(〃)
・鶏ハム:松本美弥子さん(〃)
・牛肉団子ゴルゴンゾーラ:望月万里さん
・カマンベールとプチトマト:廣川温さん

豆皿は、いくつあっても色々な組み合わせを楽しめるため
Tシャツ感覚で、気に入ったものがあったら迷わず手に入れるのがおすすめ。
ぐいのみを豆鉢代わりに使うこともあります。

陶器、磁器、ガラス、木工、漆器の異素材もワンプレートにすれば
意外とまとまるので、ぜひお手持ちの豆皿で試してみてくださいね^^


text :平出 杏
photo : quip Design 平出 杏、平出 修二

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うつわ ぬくもり

群馬県高崎市並榎町195-13
TEL:027-386-9070
営業時間:12:00~17:00
定休日:公式Webサイトの営業日カレンダーによる
https://www.nukumor.jp/
Instagram:@nukumor

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