【60代の大人暮らし 小暮涼子さん】本・雑貨・喫茶……好きなもの全部アリ! なショートトリップ

頑張りすぎず心地いい、60代の大人暮らし
2023.06.16

昨年の『ナチュリラ』2022春夏号「母娘で受け継ぐ“古いもの”を慈しむ心」にて、SDGsなおしゃれと暮らしをご紹介した小暮涼子さん。その飾らない等身大の様子にはたちまちの反響があり、2022年5月よりコラム連載をスタート。

最近のSNSは素敵な投稿が溢れていて楽しい反面、「あまりにキラキラしすぎていて、そうでない自分に苦しくなる」という声を聞くことも。「無理しない、背伸びしない、でも心地いい」そんな小暮さんの暮らしぶりを月一連載でお届けしています。


 

えっ! 私がですか⁈……と、驚きとともに始まったこのコラムも、お陰さまで1年が過ぎました。今回は、ひと足遅れの誕生日プレゼントにと、長男夫婦が連れて行ってくれた素敵な場所からのスタートです。

家から2時間ちょっとのショートトリップ


長野県東御市の芸術むら公園です。眺めはもちろん、空気まで清々しくて思わず深呼吸! 自宅から2時間ちょっとのショートトリップです。


芸術むら公園内に立地する公共施設・憩いの家にある「問 tou」は、喫茶併設のギャラリーで本や雑貨、衣料品などを取り扱っています。写真奥に衣料品のコーナーがありました。


入り口はこちら、窓口で喫茶の注文をしてから中に入ります。


窓からは素晴らしい景色、奥に見えるのは浅間連峰だそうです。


贅沢な眺めです。こういうアールの窓に憧れます。


珍しいビジュアルですが「問 tou」と同じ運営会社の株式会社わざわざが営む「パンと日用品の店 わざわざ」のみまきカンパーニュで作られたホットドックです。


感じのいい器や古道具とともに株式会社わざわざの平田はる香さんが好きなジャンルの本だけを置いている空間。美味しいものに雑貨・本・服と、好きなものが全部揃った嬉しいお店でした。

 

この連載コラムが一冊の本になります!

そして本といえば、実は私も秋にこの連載コラムをまとめた書籍を出すことになりまして(!)。このタイミングでこちらの場所を知ることができたのは幸せでした。

編集の方やブックデザイナーさんのお力を借りて、こんなふうに本の準備をしています。


外の光が入る古道具の小机で、朝ごはんの撮影中。Web連載を中心にしつつ、新規のコラムも書き下ろすため、コツコツと準備を進めているのです。


写っているのは、鍋に残ったカレーをゴムベラでこそげ落とし水と牛乳を加えて温めたもので、我が家では「カレースープ」と呼んでいます。簡単、美味、そして鍋を洗うのも楽!と三拍子揃った優れもの料理(?)ですよ。


こちらは長野に行った帰りに軽井沢のスーパー「ツルヤ」で買った品々。あんずジャムがほど良い甘さで美味しかったです。


写真が撮れたら、そこに添える文章を考えていきます。パソコンを持っていないので、ノートにまとめてからスマホに打ち込みます。


原稿書きには、娘が置いていったノートを使っています。色は好みだけど「少女ノオト」って・笑!

こちらのコラムが本になることに皆さん驚かれた思いますが、当の本人が一番びっくりしています。さて、頑張らなくては……と肩に力を入れていた矢先に「頑張ったらお母さんらしくなくなりますよね」と娘のお婿さんに言われ、その通りだなと思いました(笑)。これからも気負わず、いつも通りに普通のことを楽しく、皆さんにお伝えできたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします。それではまた、7月に。

写真と文/小暮涼子

 

小暮さんの本づくりにぜひご参加ください!

編集部より:小暮さんがお伝えしたようにこの連載コラムが一冊の本になります。タイトルは『60代大人暮らし~無理をしない、心地いい衣食住』(主婦と生活社)11月10日(金)発売です! そこで小暮さんに聞いてみたい「30の質問」を考えてみました。紙幅の関係で30の回答すべては本に収められないのですが、ぜひこれは答えを読んでみたい! と思う設問を皆さんからの投票で決めたいと思います。こちらのページからぜひご参加いただけると嬉しいです。

 

←この他のコラム「頑張りすぎず心地いい、60代の大人暮らし」はこちらから

Profile

小暮涼子

Ryoko Kogure

instagram「@ryoko_kogu

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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