大切な人と見たい映画『人生フルーツ』

編集部ブログ
2017.02.23

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編集部の木村です。
今日はおすすめ映画のご紹介です。

 90歳の津端修一さんと87歳津端英子さんご夫妻の
日々の暮らしを描いたドキュメンタリー映画「人生フルーツ」が
公開中です。

この映画は樹木希林さんのこんなナレーションからはじまります。

 

「風が吹けば、枯葉が落ちる。

枯葉が落ちれば、土が肥える。

土が肥えれば、果実が実る。

こつこつ、ゆっくり。

人生、フルーツ。」

 

1960年代に、建築家である修一さんが設計した
高蔵寺ニュータウン。
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その一角で、40年間という時間をかけて、
風の通り道となる雑木林と畑を育てながら
コツコツ、ゆっくり、暮らしてきたご夫婦の物語です。

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広々とした庭にはかわいらしいイラストつきの札。


キッチンガーデンで収穫される
新鮮な野菜は英子さんの手によって
日々の食卓を彩ります。

なじみのお店から買った
お肉や魚も大きな冷凍庫にストックされて
出番をまっています。

修一さんの自家製ベーコンや、
梅干し、佃煮など英子さんの保存食も。

「コンビニには、いったことがない。
 信頼できる人から買うの」と英子さん。

 

三時のおやつには、春夏秋冬それぞれに実る
果実でつくるジャムやコンポート。
英子さんのお手製プリンやガトーショコラ……。

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津端家の食卓はほんとうに豊か!

 

「お金より人が大切」とお金にはまったく頓着がない修一さん。

元東大ヨット部のキャプテンで
今もそのときに培ったロープワークが
暮らしを豊かにしているそう。

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お手製ベーコンをつるしたり、雨の日の洗濯干しもお手のものです。

 

便利を避けて、自然となかよく、いくつになっても
なんでも自分でやってしまうおふたりは、
決してストイックではなく
ユーモアたっぷりでチャーミングなのも素敵!

 そして、一番素敵だったのは
「(英子さんは僕の)生涯で最高のガールフレンド」という台詞。

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ご夫婦の菜園生活をていねいに取材してまとめた本
『あしたも、こはるびより。』、
『ひでこさんのたからもの。』(ともに主婦と生活社刊)
には英子さんのお料理や保存食、デザートのレシピや
修一さんのベーコンづくりの様子も収録されています。

 

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発売中の『暮らしのおへそ』Vol.23では
ナレーションを担当した樹木希林さんが明かす秘話も!

大切な人とぜひ観に行ってほしい映画です。

 

※劇場情報については『人生フルーツ』公式サイトでご確認ください。

 

 

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