山口編vol.4 身体が喜ぶ発酵ごはんプレート、様々な手仕事を味わえる「tenのてしごと」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2024.02.24

本州の最西端に位置し、日本海・瀬戸内海・響灘の3つの海に囲まれた山口県。
CMや映画のロケ地としても度々使われる角島大橋は、コバルトブルーの海と白い砂浜の絶景がフォトジェニックでSNSでも大人気です。
紙ものと文房具のお店「つつみ舎」さんに、お店のある山陰側のおすすめスポットをピックアップしていただきましたよ。

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今回紹介する最後のお店は、つつみ舎の隣り町、下関市豊浦町にある「tenのてしごと」です。
ご自分たちで古い納屋を改装しています。あちこちに愛着があるのが伝わってきて、いろんな箇所に目がいってしまいます。



tenのてしごとという名前のとおり、パンの販売、お昼ごはんやカフェの時間、ワークショップの日があったりと、いろんな手仕事を味わえます。
1ヶ月の営業日をご案内しているので、予定を合わせてみてください。



入り口の扉を開けるとすぐにパンがお出迎え。
早い時間に数少なくなることも多いようで、運がよい日はお目当てのパンを手にできます。
食パンとプレッツェルのパンが大好きです。



お昼ごはんは予約制なので、おでかけの日程が決まったら、前日までに連絡してぜひ味わって欲しいです。
お昼のメニューは発酵ごはんプレート。
この日は人参のフライや大根もち、平飼い有精卵の味噌漬けや長州鶏の塩麹チキンハムなど15種のおかずが。
料理に添えられたソースや発酵調味料なども自家製でいろんな味を楽しめます。
そして、ご飯とお味噌汁が深い味で毎回身体が喜んでいます。



お店のあちこちに黒板が。
本日のメニューや、野菜やお米など食材の生産者さんたちのご紹介してくれています。
お昼ごはんが予約できなかったときは14:30からのcafeでおやつ時間をゆっくり過ごすのもよいです。

 


店内も外も緑がいっぱいで、長く使われていたのだろうと思わせるものもあちこちにあって心地よいのです。

 


ゆったりとおいしい時間をお過ごしください。

 


今回ご紹介したお店の中で唯一JRの駅から歩いてすぐの場所にあります。
駐車場から左側に見える宇賀本郷駅。今は(2024年2月現在)、2023年の大雨で線路が崩れて代行バスでの運行となっています。
この辺りは山陰線が海沿いを走っていて景色がとてもよいです。復旧する日を待ち望んでいます。

1ヶ月、おつきあいいただきありがとうございます。
どの場所も自然豊かで時間の流れがゆったり。海も山も空も近いこの地域大好きです。
晴れの日も雨の日もその日の景色を道中楽しみながらお越しください。

 

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tenのてしごと(テンノテシゴト)

山口県下関市豊浦町宇賀4180
TEL:080-4260-0385
営業時間:パンの販売→10:30~、ランチ(要予約)11:30~、cafe→14:30~ 17:00(16:30Lo)
定休日:HPやInstagramの営業日をご確認ください
https://ten-385.com/
Instagram:@ten_no_teshigoto

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