広島編vol.2 美しい森に迷い込んだようなフラワーショップ「SHAMROCK(シャムロック)」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2024.05.11

厳島神社・原爆ドームと2つの世界遺産を有する広島県。「神が宿る島」といわれる宮島は日本三景に数えられ昔から多くの人々を魅了し続けています。
広島市で古本屋とギャラリー「書肆翠(しょしすい)」を営んでいる柴田さんに広島市内の素敵なお店をご紹介いただきました。是非、旅行の計画を立ててみてください。

*************

 

今週は、素敵空間のお花屋、SHAMROCK(シャムロック)さんのご紹介です。
第1回にご紹介した書肆翠(しょしすい)から徒歩約10分の場所に位置します。書肆翠に負けず劣らず隠れ家感が半端ない!けれど、お店を発見し、店内に入った瞬間の感動たるや、私も初めてお伺いした時のことを今も憶えています。
お花屋さんというより、美しい森に迷い込んだよう。植物が自由に生き生きと動いている設えは見応えありです。



オーナーの原田さんは東京の花屋で修行をされ、17年前広島に戻り独立。流川、国泰寺に店を構え、7年前現在の土橋の店舗に移りました。
お店のこだわりをお聞きしました。



ただ植物を陳列して売るだけではなく、空間を楽しんで欲しい、店内ディスプレイにはかなりこだわっています、とのこと。またお客様とのコミュニケーションもとても大切にされていて、会話の中でお一人お一人に合ったアレンジなどのご提案をされているそうです。売って終わりではなく、その先をイメージすることが重要だそう。
今後は生花ロス問題も考え、田舎に畑付きの2号店出店の予定も。原田さんやスタッフさんたちの豊かな想像力が素敵な店内作りの核なのですね。



細い階段を登った2階はドライフラワーコーナーと、本棚後ろの隠し部屋ではフラワーレッスンやイベント、アート作品の展示会も行われています。(最初に教えていただいたとき興奮しました!)



旅のお土産で生花って難しいですよね、とポソっと呟くと、「好きな花をひとつ選んで、本などで押し花にして持って帰られたらどうですか」と原田さんがおっしゃいました。なるほど、さすが!



「来ていただいたお客様を抱きしめてお迎えしたい(実際はしないけど)」と言われる熱いスタッフさんたち。クールな空間と熱いスタッフさんのギャップが面白い。魅力のつまったお花屋さん、SHAMROCKさんで旅の想い出を。

 

 

←その他の広島編の記事はこちらから

←連載「地元おしゃれさんが 案内する 小さな旅」はこちらから

SHAMROCK(シャムロック)

広島県広島市中区土橋町6-29
TEL:082-554-4477
営業時間:10:00-19:00
定休日:不定休
https://shamrock.jp/
Instagram:@shamrock

 
MAP:B
 

日本、〒730-0805 広島県広島市中区十日市町2丁目10−23 沖本ビル

日本、〒730-0854 広島県広島市中区土橋町6−29

日本、〒730-0016 広島県広島市中区幟町5−10−1

日本、〒730-0029 広島県広島市中区三川町4−19−3

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ