秋田編vol.2 丁寧なモノづくりとあたたかい空間 革製品のお店「すずなり」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2024.07.13

西を日本海、東を白神山地で囲まれた秋田県は、重要無形民族文化財に指定された「男鹿のナマハゲ」や東北三大祭りの「秋田竿燈まつり」など、多彩な祭りや伝統文化を楽しめます。また日本有数の米どころでもあり、郷土料理のきりたんぽ鍋や稲庭うどんに加え、美味しい地酒も味わえます。
秋田県の中央部に位置する自然豊かな五城目町でアート・ギャラリー「ものかたり」を運営している小熊美奈子さんに、ギャラリーから徒歩でまわれる素敵なコースを教えていただきました。


 


「ものかたり」を背にしてふたつ角を曲がると革物屋「すずなり」があります。
旧靴屋さんをセルフリノベーションして作られたお店は入ると「ほっ」と一息つきたくなるようなあたたかい空間です。



そのお店に並ぶ革製品たちは思わず手に取って撫でてあげたくなるようなかわいさと使う人自身に元気を与えてくれる力強さがあります。


私は、「すずなり」さんのお財布と名刺入れを愛用しています。
開いてほしいところは大きく開き名刺もしっかり入るけどすべり出たりしない、シンプルで機能性もあり生活の一部分にあたたかい光をあててくれるような存在です。


そんな「すずなり」さんと一緒に作っている製品があるので紹介させてください。
私(おぐま)が描いた絵を、革ブローチ化する「にがおえブローチ」と(最近マグネットも作れるようになりました!)小さな子供が絵本を持ち歩けるように、と作った「あかちゃん絵本」です。

 


こちらは「すずなり」さんの商品「あかちゃん財布」から着想を得たおぐまが絵本を描き絵本の収まる革ケースを「すずなり」さんに作ってもらいました。
絵本を卒業したら使い終わった革ケースは「あかちゃん財布」に作り替えることが出来ます。
絵本と過ごした思い出を大人になっても目に見えて、使える形に残せたらいいな。と思いながら作りました。

 


「あかちゃん絵本を作りたいです。」と急に言い出した私の妄想を現実にする奇跡の柔軟性を兼ね備えたご夫婦が笑顔でお迎えしてくれます。

 


お店もお品も人も素敵な場所、おすすめです。

 

 

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すずなり

〒018-1705 秋田県南秋田郡五城目町上町52
電話番号: 080-5556-5007
営業時間: 10:00~17:00
定休日:月~木
https://suzunari.handcrafted.jp/
Instagram:@suzunari.akita

あかちゃん絵本・にがおえブローチ webshop:https://ogumami.official.ec/
にがおえブローチ Instagram:@nigaoe_brooch

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