釧路編vol.4　日々の暮らしが華やぐような植物が揃う花屋「Green life」

北海道の南東部に位置する釧路は「釧路湿原国立公園」「阿寒摩周国立公園」の2つの国立公園があり、自然豊かな美しい場所として知られています。また、夏でも涼しく観光だけでなく避暑として長期滞在をする人も多く今注目の場所です。
そんな釧路出身でセレクトショップ＆ギャラリー「send/釧土」を営む吉田有希さんにお気に入りのお店とスポットをご紹介いただきました。日常から離れてゆったりとした気分で旅を楽しんでみてくださいね。
 

海沿いの港町、釧路の中でも高台の住宅街の中にある、生花を扱うお花屋さんです。金子さんご夫妻2人で営んでいます。

2007年にお店を構えた「Green life」さん。 私が東京から釧路に戻ってきたときに、いいお花屋さんは無いかと探していたところ、偶然見つけたときはとってもうれしかったのを覚えています。

10年以上前に私のお店のある建物内で、カフェ店長の姉とイベント開催した際に参加してくれたのがきっかけで、それから公私共に親しくさせていただいています。
店主の通称『花太郎さん』こと健二さんは高校生の頃から、花屋になると決めていたそうです。花太郎さんがセレクトするお花たちは、あまり見かけることのない珍しい植物もあり、選びにいくのがとても楽しみです。

過去には花太郎さん＝お花、糸さん＝食、send/釧土スタッフ高比良＝版画と骨董による「ランドスケープ」というアートイベントを共に開催しました。その時の花太郎さんの生けたお花が独創的で、古い神楽面を植物で覆い、何か融通無碍の生物がそこにいるようで衝撃を受けました。

奥様の花子さんとは「花あそび」という、自由な気持ちで生けるお花と器と軽食を楽しむイベントを開催したこともあり、花子さんの可愛らしいお人柄も相まって、お店の通常営業とはまた異なる、良い空間と時間がそこに流れていました。
ただお店を営むという垣根を超えて、自分達も楽しめる仲間がいるのは本当に心地よいことで、大切な存在です。

記念日やお祝いなどの特別な日はもちろん、日々の何気ない暮らしが華やぐような植物が揃っているので、ぜひ訪れてみてください。

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