なにかと安心できるシェラトン・ワイキキ

暮らすように旅する Travel Hawaii
2025.10.28

Aloha、みなさん。トラベル&料理 編集ライターの赤澤かおりです。連載「暮らすように旅するTravel Hawaii」で先日からお届けしている、ハワイの老舗ホテル最新情報。今週はその第二弾ということで、私も大好きな4つのホテルのお気に入りポイントをご紹介していきたいと思います。



Sheraton Waikiki Beach Resort


1971年に「シェラトン・ワイキキ」が建ったときは、それはそれはいろいろな意味で話題だったんだそうです。低層建築が主流だったワイキキに1000室を超えるこの大型リゾートホテルが建ったわけですから、そりゃそうですよね。ワイキキのど真ん中にありますが、カラカウア通りから少し入ったところに位置しているので、わりと静かなところが気に入っております。


海の中にいるかのような青のグラデーションが素敵なこの部屋は、最近お目見えしたばかり。窓から海が正面に見えるこの感じが、「ハワイに到着したなぁ」と感じるシェラトンらしいつくり。扇形のホテルの2/3の部屋が海に面しているので、この「ザ・ハワイ〜!」な贅沢ビューが、ほとんどの部屋で可能というわけ。せっかくのハワイ旅、やっぱり海が見たいよね、という思いに真っ直ぐ応えてくれるつくりになっているのです。

うれしいことに、部屋にはオリジナルのウォーターボトルのプレゼントが。こちらは白いシンプルなボトルにホヌ(亀)のイラストというキュートなデザインのもの。ラナイからぼんやりと海を見ていると、結構な確率で海にプカーッと浮かぶ、かわいいホヌに遭遇できます。ホヌのイラストはそんなこともあってなのかしら? と勝手に想像。



部屋に入ると、大型テレビの画面に名前入りのウェルカムメッセージが。こういうの、ジンとしちゃうなぁ。うれしかったので記念に撮影しちゃいました。



朝はコーヒー、サンセットタイムにはビールと、ひとりぼんやり過ごす時間が最高だったラナイ。ゆったりとられたスペースは、ラナイで過ごす時間が大切だってことをちゃーんとわかってくれている証拠。ハワイらしいおもてなしだなと思います。



オークの香りにホッと癒されるアメニティ。このなんとも“ちょうどいい感じ”はシェラトンらしいなと感じるところであり、多くの人に愛され続けている理由のひとつだなと思います。なんというか、ここならお父さんもお母さんも、娘も息子も、おじいちゃんもおばあちゃんも安心する、そんな安定感がここにはあるんです。



今回の部屋からのビュー。高層階すぎないこの感じが、海にも近くてとってもよかった。この日もインフィニティプールには大人な宿泊客がスズナリでした。私も何度か一人でぽつんと入ってみたことがありますが、なんともいえない優越感(これは入ってみないとわからないと思うので、まだの方はぜひ!)。

そのとき隣に居合わせた本土からのカップルが、ひとりの私に気を遣って「日本のどこに住んでるの? ディナーはひとりで大丈夫?」などと話しかけてきてくれて、プールでのフレンドリーなやりとりに、ハワイっていいなぁとしみじみしたことを思い出しました。確かそれは今から16年ほど前。このプールが完成してすぐの2009年のこと。それにしても早くからあったんですね、このプール!! さすがシェラトン!

photo:赤澤かおり


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Sheraton Waikiki Beach Resort

2255 Kalakaua Ave.,Honolulu
https://www.sheratonwaikikibeachresort.jp

Profile

赤澤かおり

Kaori Akazawa

料理と旅、暮らしまわりのことを中心に執筆・編集を行う。ハワイ渡航歴150回以上。『THIS IS GUIDE BOOK IN HAWAII』『Travel Hawaii』(ともに主婦と生活社)、『Hawaii note ハワイ手帖』(KADOKAWA)などハワイにまつわる著書多数。近著に『人生にはいつも料理本があった』(筑摩書房)、編著に『いざ、豊島屋』(KADOKAWA)がある。
Instagram「@kaoriakazawa.akalohasunny

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