新潟編vol.4 大正時代のお屋敷で一服「旧斎藤家別邸」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2018.10.27

新潟市でうつわギャラリー「ヒメミズキ」を営んでおります小笹です。新潟編の最後にご紹介するおすすめスポットは「旧斎藤家別邸」です。

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大正時代に建てられた、新潟を代表する豪商の別荘。庭を眺めるために開放的に造られたお屋敷と、四季折々の自然を楽しむことができる広大な庭園が、こちらの見どころです。庭園の奥にある滝の心地よい水音が建物内に響き渡り、それはそれは癒される空間なのです。

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一階と二階、それぞれに大広間があって、そこから眺める庭の景色が違って見えるように工夫されたつくりになっているそうです。

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私は二階からの眺めが好きで、よく椅子に座ってぼんやり、庭を眺めるのに訪れます。二階からは、もみじの木がよく見えるので、紅葉の季節はより一層美しいです。一階の大広間では、お抹茶とお菓子をいただくこともできます。

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今日のお菓子は、新潟市で創業140年続いている老舗の和菓子屋さんのもの。美しい庭を楽しみながらいただくお茶とお菓子は、格別です。

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また、庭園は回遊式なので、ぐるりと一周歩いて回ることができます。

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もみじや滝。まるで里山の中にいるような、自然を感じられるお庭です。

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庭のほうから眺める建物も、また風情があって素敵です。

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一般的にはお庭が見どころですが、私は玄関を出てお庭へ行く途中の建物の外壁が好きなのです(ほとんどの方は通過しているだけだと思うのですが)。グレーの色と網代張りの組み合わせに、センスを感じます。こういった細かいところまでこだわった意匠に心惹かれるのです。ちょっとマニアックになってしまいすみません(笑)。

土日祝は、「旧齋藤家別邸」の特徴、成り立ち、庭園、建造物の見所などをボランティアガイドさんが説明してくれる時間もあるので、より深く楽しみたい方は、時間を合わせて行くのも良いかもしれませんね。

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旧斎藤家別邸

MAP:
新潟市中央区西大畑町576
TEL:025-210-8350
開館時間:9:30~18:00(4~9月) 9:30~17:00(10~3月)
定休日:月曜(祝日の場合は開館し、火曜休館)、祝休日の翌日、年末年始
観覧料:300円、小・中学生100円(小・中学生は土日祝は無料)
http://saitouke.jp/

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