壁紙もビーチパラソルもお土産もピンク!ピンク!ピンク!「ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート」

暮らすように旅する Travel Hawaii
2018.11.21

赤澤かおり的 Hawaiiホテルガイドvol.3~


創業1927年。昨年、90周年を迎えた“太平洋のピンクパレス”こと、「The Royal Hawaiian, a Luxury Collection Resort(ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート)」。連載3回目の今日は、楽園という言葉がぴったりな、このピンクのホテルをご紹介します。

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ハワイ好きなら、一度は泊まってみたいと思うであろう、憧れの老舗ホテル。今となってはこのピンク色なしには、ワイキキの風景はありえないけれど、創業当時、この色に塗ろうと決断したことがとにかくすごいなと思います。この色のことを語りだすとキリがないので、このへんにしておきますが、ここに泊まったり、ここで食事をしたりすると、ピンクの洋服を着たくなるという友人多数。観光客も、在住の方も、です。私もそのうちの一人。なぜなんでしょうかね、ほんと素敵な不思議。

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では、いよいよ中へ。エントランスを入ったら、すぐに右手をご覧ください。ワイキキビーチへと続く、この光と眺め。これを見ると、ずうずうしくも、あぁ帰ってきたぁと思ってしまう私です。

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伝統を感じる本館「ヒストリック・ビルディング」のエレベーターの前あるハワイ諸島の地図は、創業当時から飾られているもの。この地図を描いた人はキャプテン・クックがハワイ上陸を果たすよりも前にハワイにたどり着き、これを描いたと言われています。よく見ると、なぜだかこの地図にはマウイ島一高い山、ハレアカラが描かれていなかったり、そんな不思議にも、なんとなく歴史を感じる一枚。

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ピンクを基調にした壁紙が特徴的な「ヒストリック・ビルディング」のゲストルーム。レトロなシーリングファンもいい感じ。窓の外には中庭のヤシの木がやわらかな風に吹かれてゆ〜らゆら。ワイキキど真ん中とは思えぬ静謐な時間が流れているのが、このホテルの威厳というか、不思議というか。

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「ヒストリック・ビルディング」に比べ、モダンな雰囲気の新館「マイラニ・タワー」は、ほぼ全室海が見えるナイスビューがウリ。広々としたラナイがついているのもうれしい限りで、なかにはそこにソファーまである部屋も。まるでリビングのような贅沢な空間で、原稿を書いたり、ビールを飲んだり、昼寝をしたりと、部屋にいるよりも長い滞在時間を過ごすのが、ここに滞在したときのアカザワ的過ごし方。

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「マイラニ・タワー」からは、ホテルのクラシカルなプールとワイキキビーチが一望。これぞハワイ〜なすっばらし〜景色が楽しめます。

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もういっちょ、角度を変えるとこんなふうにも見えます。これを楽園と呼ばずして、何を楽園と呼ぶか……。なんて、いつもこの景色を眺めるたびに思ってしまいます。何もかも忘れて、ひたすらこの時間を楽しみたい! 心底そう思える場所なのです。

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ここに滞在しているときは、昼間からホテル内の「マイタイ バー」でカクテルを。パイナップルにカクテルがたっぷり入ったバージョンをオーダーすると、ウキウキ度アップ! いつでもはしゃぎすぎの私は、滞在中必ずこれを一回はやってしまうんですよね〜。もしも席が空いていたら、ぜひカウンター席へ。常連さんたちの名前が刻まれたイスに腰掛けて、ワイキキビーチのキラキラした光に目を細めながらカクテルをグビリ。ハワイにいる感をしみじみ満喫できますぜ〜。

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2018年10月、ホテル内のレストラン「アズーアレストラン」に、バーカウンター「バー・アット・アズーア」がお目見え。トロピカルなカクテルはもちろん、このホテルオリジナルのお酒(Maker’s Mark Private Selectのラムで、ホテル名とシリアルナンバーが記されています)で作る、スペシャルな一杯、なんてものも楽しめます。
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あっという間にナイフで氷をシュッシュッと削ってまぁるくするのが得意なバーテンダーさんの手元を見ながら、暮れていくワイキキを背にカランと氷を回しながら一杯。なんてね、もう十分大人ですけど、上品で素敵な大人な感じ〜!! というわけで、「マイタイ バー」もいいけれど、いつもと気分を変えたい方はこちらもぜひ! バータイムは17:00~22:30です。

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「ロイヤル ハワイアン ベーカリー」は、ちょっとした朝ごはんをするにも、手みやげを持っていくときにも役立つところ。ホテルに滞在すると、ここでバナナマフィンやスコーンが入った詰め合わせがもらえるので、まずはそれを朝ごはんに。

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ピクパレスポップコーン( $7.50)、ピンクチョコレートマカダミアナッツ($13.50)、フレッシュグアヴァジュース($5)と、とにかくなんでもピンクで、気分が上がります!

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ハワイのホテル間でもすっかり定着した、スパ。こちらにも、もちろんあります! その名も「アバサ スパ」。ホテルの中庭、ココナッツグローブに隣接した緑生い茂る中で受けるマッサージの心地良さったら♡ 本当に、ここがワイキキのど真ん中!? と疑いたくなるほど、静かで優しい時間が流れています。

いかがでしたか? ワイキキのシンボルともいうべき、ヒストリカルなピンクのホテルには、ハワイのハッピーがたくさん詰まっているのです。


The Royal Hawaiian, a Luxury Collection Resort
(ロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾート)」
2259 kalakaua Ave.,Honolulu
http://www.royal-hawaiian.jp

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Profile

赤澤かおり

Kaori Akazawa

料理と旅、暮らしまわりのことを中心に執筆・編集を行う。ハワイ渡航歴100回以上。『THIS IS GUIDE BOOK IN HAWAII』『Travel Hawaii』(ともに主婦と生活社)など、ハワイにまつわる著書も多数。新刊『Hawaii note ハワイ手帖』(KADOKAWA)が12月初旬に発売予定。
Instagram「@akalohasunny

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