日本初上陸の「誠品生活日本橋」へ行ってきました!

編集部ブログ
2019.10.11

こんにちは、編集スタッフのツダです。本日は9月末に新しくオープンした話題のお出かけスポットをご紹介します。それはこちら!
 
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台湾発の大型セレクトショップ「誠品生活」の日本1号店として9月末にオープンした「誠品生活日本橋」。書籍ゾーンである「誠品書店」を中心に、文具、雑貨や生活道具のセレクトショップ、レストラン・カフェの全4ゾーンで構成されています。東京メトロ「三越前」駅・JR「新日本橋」駅に地下で直結していて交通アクセスも抜群。

日本橋にいながら台湾の文化や雰囲気をたっぷりと味わうことができ、また現地で大人気のお店が日本に初出店するなど、ここでしか手に入らないお買い物が楽しめ、見どころが盛りだくさん! そんな今話題の「誠品生活日本橋」に編集スタッフ・ツダが潜入取材してきました。本日は「暮らしとおしゃれの編集室」を読んでくださっている皆さんへ、おすすめのポイントをピックアップさせていただきました。キーワードは「日本と台湾の色々いいものをぎゅぎゅっと楽しむ」です。


●日本橋と台湾の文化の調和にご注目!「誠品生活日本橋」

「誠品生活」は台湾・中国・香港などの国や地域で49店舗を展開していて、その都市ならではの文化や特色を取り入れた店舗づくりが特徴的。2004年には「誠品敦南店」のメイン部分である書店がその独自性を高く評価され、『TIME誌』アジア版が発表した「アジアで最も優れた書店」に選ばれました。 

そして日本橋は数年前から再開発が盛んで、行くたびに街の様子が変わっています。“古き良きものを残しながら、蘇らせながら、新しく創っていく”というコンセプトで、これからも新しく進化していくそう。

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「誠品生活日本橋」では新旧が融合する日本橋ならではの文化が盛り込まれていて、それは店内のインテリアにも。空間の区分けには藍色ののれんが使われ、ずらりと並ぶ様子は、まるで江戸時代の街並みのよう。他にも日本文化を感じる仕掛けが満載で、思わずたくさん写真を撮りたくなります。


●台湾の人気書店が日本初上陸!「誠品書店」
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一番の注目が集まる、お待ちかねの「誠品書店日本橋」。文学、人文、料理、旅、アート、デザイン、ビジネスなど様々なジャンルから、誠品書店の独自の目利きでセレクトされた日本の書籍や雑誌が並んでします。以前ツダが台湾の誠品書店へ行った時に驚いたことといえば、お客さんが床に座り込んでじっくり本を読む“座り読み”。台湾や中国ではメジャーな光景だそうですが、日本橋ではどうなるのでしょうか? 店員さんに聞いてみたところ……

「日本橋では床に座り込むお客さんは少ないのではないかと思っています(笑)その代わり、誠品書店日本橋ならではのおすすめ試し読みスポットがありますよ」

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こちらは長さ約30メートルの回廊に世界の名作文学が並んだ、文学回廊です。ずら~っと本棚が並ぶこの光景、本好きにはたまりませんね! そして書棚と書棚の間に設置されたソファ席こそ、店員さんが教えてくれたおすすめスポットです。

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4人ほどが座れるソファ席の窓からは日本橋の街並みが。明るい陽の光が差し込む、気持ちのいい空間でゆったりと試し読みをすることができます。

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こちらの畳ベンチも「誠品書店日本橋」ならでは。絵本や暮らしジャンルの書棚が近くにあるので、お子さん連れのお客さんで賑わいそうですね。

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雑誌コーナーも品ぞろえ豊富。「暮らしとおしゃれの編集部」が作っている『ナチュリラ秋号vol.47』『暮らしのおへそVol.28』もなかよく隣に並んでしました! みなさま、ぜひチェックしてみてくださいねー。

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「専科本棚」では、誠品書店の基本理念である「ヒューマニティ、アート、クリエイティブ、ライフ」のテーマに沿って、世界で話題のトピックスごとにセレクトされた書籍が集まっています。

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「2019ダヴィンチ没後500年」や「プラスチックを減らす生活」、「副業が今流行っている!“定時退社経済”」など、ホットなテーマがずらり。テーマや選書は定期的に変わるので、普段は手に取らないような本との思いがけない出会いを楽しめそうですね。

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隣の「日本橋今昔」の書棚では、日本橋エリアの文化や人々の暮らしぶりに関する書籍が集められています。「江戸時代の日本橋はこんな様子だったんだ~」と歴史に思いを馳せることも。


●食と道具のセレクトショップ「誠品生活市集」
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誠品書店を存分に満喫していると、何やら美味しそうな香りが! 香りに引き寄せられてやってきたのは「誠品生活市集」。日本と台湾の美味しいものや日用品、キッチン雑貨がたくさん集まっています。

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日本各地でつくられた手工業のおひつやかご、ワラ鍋敷きなど、暮らしの道具がたくさん。天然素材ならではの素朴な雰囲気やシンプルなデザインが素敵で、ついつい財布のひもが緩んでしまいそう……(笑)

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台湾の食材や調味料も品揃えが豊富で、見ていて楽しくなります。台湾では一家に一台以上あると言われる定番のキッチン家電「大同電鍋」も。

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美味しそうな香りの出どころは、お店に併設されているクッキングスタジオからでした。オープニング期間中は、台北市内にあるホテルのレストランシェフによる料理の実演イベントが開催されていました。今後も週末を中心に、色々なイベントがあるそうですよ。

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食材も調味料もたくさんありすぎて迷ってしまう……という方、必見です! スタッフの許さんに、「誠品生活市集」でおすすめの商品を教えもらいましたー。

「おすすめは、瓶詰めされたこちらの腐乳(フニュウ)。私も大好きでよく食べています! 豆腐を塩漬けし発酵させているので、程よくしょっぱくておいしいんです。お粥に入れたり、調味料として野菜炒めやお肉の煮込み料理に使ったり。台湾の食卓には欠かせないですね」

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2種類の味があり、右側はプレーン、左側は辛口。漢字のイメージから「独特なにおいなのかな……?」と少しビクビクしつつ、せんべいに辛口腐乳をのせて試食させていただきました。食感は少しクリーミーで、程よい塩味とピリ辛がおいしい~! おつまみにぴったりの味で、お酒好きにはたまらん一品でした。


●ディープな台湾文化を味わえる「誠品生活expo」
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台湾のいいものはここにも勢ぞろい。「誠品生活expo」では、台湾のオリジナルデザイングッズや職人手作りの品々が並んでいます。

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台湾各地の文化シーンと一緒に、カラフルでどこか温かみのある雑貨や小物がずらり。現地の市場のような賑やかな雰囲気が味わえる、楽しいエリアです。

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ひと昔前のレトロな台湾を表現したディスプレイはどれも細かくてかわいいので、必見ですよー!


●老舗台湾茶のお店「王德傳(ワンダーチュアン)」
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こちらは1862年創業の老舗台湾茶のお店「王德傳(ワンダーチュアン)」。台湾ではとても有名で、満を持しての日本初出店です。

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イートインもテイクアウトもできるお店の奥には、10名ほどが座れるバーカウンターのようなスペースが。こちらでは茶師が目の前で丁寧に淹れた台湾茶を楽しめます。ふわ~っとやさしい香りに包まれて、ビャクゴウウーロン茶(東方美人)をお味見。深みのあるまろやかな味で、気分もゆったり、ほっと心が落ち着きました。今後は台湾茶の文化を体験できる講座も予定されているそうですよ。

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他にも、台湾茶をベースにしたタピオカドリンクやフレッシュティー、カクテルまであり、色々なオリジナルドリンクを味わえます。レトロだけどモダンでスタイリッシュな空間も素敵で、人気スポットになることは間違いなしですね!


●台湾の一番有名なお菓子屋さん「郭元益(グォユェンイー)」
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日本初出店からもう1軒おすすめのお店をご紹介します。台湾でもっとも有名なお菓子屋で、創業153年の老舗である「郭元益(グォユェンイー)」。

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パイナップルケーキや落雁といった創業当時から続く定番商品だけではなく、台湾観光局の人気キャラクターのクマをモチーフとしたクッキーなど新しいお菓子も次々に作り続けています。

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定員さんのおすすめは、ピーナッツの形をした落雁。本物そっくりのころんとしたシルエットと色が、なんとも愛らしい~。台湾の落雁は日本のものより固くなく、しっとりした食感と濃厚な味が特徴的。先ほど「王德傳」でいただいたお茶と一緒に味わいたい一品でした。


他にも、ジュエリー制作のワークショップや吹きガラスを体験できる工房など、まだまだ楽しいお店がたくさんある「誠品生活日本橋」。正直、一日中いても全部を楽しむことは至難の業……というくらい見所が満載です。そして素敵なアイテムや美味しいものが目白押しなので、財布のひもはゆるゆるになっちゃいますよ~(笑) 個人的にもとってもおすすめの「誠品生活日本橋」へ、みなさんもぜひ遊びに行ってみてくださいね。


誠品生活日本橋
〒103-0022
東京都中央区日本橋室町3丁目2−1COREDO室町テラス 2F
TEL 03-6225-2871
https://www.eslitespectrum.jp/

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