人気投票で3種に絞った「mitsou」×「cotogoto」オリジナルエコバッグ
~cotogoto(コトゴト)より vol.23~
以前から、イラストレーターのmitsou(ミツ)さんのファンでした。なんというか、静かで、媚びない感じの雰囲気がとても好きで、雑誌やインスタグラムなどでそのご活躍を見ては、すてきだなぁ、と、ただぼんやりと思っておりました。
今年の春、「cotogoto」は4周年を迎えました。そのとき社内で、「何かオリジナルのものをつくろうよ」という話になり、いろいろと検討の末、「エコバック」を作ろうという話になったのです。
そこで、エコバッグにはイラストが必要だということになり、ダメもと&あたって砕ける覚悟で、mitsouさんにイラストをお願いしたところ、まさかのご快諾! うれしくて、信じられなくて、数日こっそり浮かれていたのを覚えています。
「cotogoto」が扱っているのは食卓や台所で使う道具。では、道具を書いてもらおう。いや、せっかくだからお店では扱っていない、食べ物のほうがいい、などなど、いろいろな案が出ました。結局決めきれないまま、打合せ当日を迎え、あこがれのmitsouさんを前に、緊張もあり、「料理の道具と食べ物を描いてください!」というなんともざっくりした間抜けなお願いをしてしまいました。
そして数日後、素敵なイラストラフが送られてきました。しかも、ざっくりしたお願いだったせいか、びっくりするほどたくさん。選び放題……という夢のような状況でしたが、どれも素敵すぎて、逆にひとつに絞れません。
そこで、お店のスタッフ全員にイラストを見せ、どのイラストが好きか、アンケートを取りました。それでも票が割れたため、ひとつに絞りきることができず、最終的には上位3位のイラストで3つのエコバッグを作っちゃえ! という判断に至ったというわけです。
開発秘話とも言えない地味なストーリーを長々とお伝えしてしまいましたが、「cotogoto」にとっては、ものすごく愛着のあるエコバッグなんです。
無愛想な「にわとり」、シュールな「ししゃもとキャペリン(カラフトししゃも)」、シンプルすぎる「フライパン」。どのイラストもmitsouさんらしい、飄々とした感じがたまりません。かわいすぎないところが、大人の女性に人気です。
もちろん当店スタッフにも大人気。おかげで、バックルームのスタッフの荷物置き場は、まるで学生の部室のように同じエコバッグが並んでいます。
mitsou×cotogotoオリジナルエコバッグ
1,000円(税抜)
炊事や洗濯、掃除といった家事の道具が並ぶお店。日本の素材を使い、四季のある風土や暮らしの中で使いやすいよう丁寧に作られたアイテムをラインナップ。「今日のひとしな」のコラム執筆は、店主の涌井玲子さん。
東京都杉並区高円寺南4-27-17-2F
TEL:03-3318-0313
11:00~20:00 無休
http://www.cotogoto.jp
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